高脂血症、糖尿病、高血圧の予防に効果あり!?便秘にも良いイチジクを紹介! 

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高脂血症、糖尿病、高血圧の予防に効果あり!?便秘にも良いイチジクを紹介! 

1 いちじくの起源・由来

(学名:Ficus carica 和名:無花果)
いちじくは、クワ科イチジク属に属します。
いちじくは古代エジプトの壁画にもブドウとともに描かれており、さらには旧約聖書にも数多く登場しています。
アラビア半島で誕生したいちじくは、少なくとも6000年前には栽培が始まっていたといわれています。その後ヨーロッパからペルシャ、中国へと伝わり、日本へは江戸時代に中国から長崎に運ばれました。
当初は薬用として栽培されていましたが、生産量が増えるにつれ食用として親しまれるようになりました。

いちじくという名前は、中国での名前「映日果(エイジツカ)」がなまってイチジクとなったという説と、一日一個ずつ熟すから、または一ヶ月で熟すから、「一熟」と名がついたという説があります。
「無花果」とも書きますが、実際には花が咲かないわけではなく、実の中に無数の白い花を咲かせるのですが、外から見えず、花が咲かないように見えるからです。

2 いちじくの種類

国内で流通しているいちじくの約8割は「桝井ドーフィン」という品種です。他には「蓬莱柿」や「とよみつひめ」、「ビオレ・ソリエス」などがあります。
桝井ドーフィンは、明治42年に広島県の桝井氏がアメリカから日本に持ち帰ったもので、栽培のしやすさと日持ちのよさから全国に広まりました。熟すと果皮は赤褐色になり、白い果肉の中心が淡い赤になります。ほどよい甘味とさっぱりとした風味があり、生食のほかジャムなどにもおすすめです。
蓬莱柿は、370年ほど前に中国から伝わったといわれる品種で、日本に定着して長いため「在来種」や「日本いちじく」とも呼ばれます。おもに関西以西で栽培されていて、適度な甘味とほのかな酸味があり上品な味わいです。
とよみつひめは、福岡県で生まれた品種で、糖度が16~17度になる甘味の強いいちじくです。果皮は赤紫色で果肉は緻密でジューシーな味わいです。
ビオレ・ソリエスは、果肉がやわらかく糖度が20度以上にもなるフランス原産のいちじくです。果皮の色は深い紫色をしていて、果実のサイズは50~100g程度とやや小さめです。

3 いちじくの栄養・効果

いちじくは、高血圧の原因となるナトリウムを排泄して血圧を正常に保つ働きをするカリウムが豊富で、食物繊維の一種であるペクチンをたくさん含んでいます。ペクチンは大腸の働きを活発にして便秘を解消してくれます。食べ物中のコレステロール・糖質・塩分を吸着して体外へ排泄してくれるので、高脂血症、糖尿病、高血圧の予防に効果を発揮してくれます。
いちじくにはフィシンと呼ばれているタンパク質分解酵素が含まれているので、胃腸の働きが弱い人や、二日酔いで胃腸の働きが低下している人にお勧めです。

4 いちじくの選び方・保存方法

ふっくらと大きくて果皮に張りと弾力があり、香りのよいものを選びます。へたの切り口に白い液がついているものは新鮮な証拠。お尻の部分が裂けそうになり、ヘタのところまで赤褐色に染まると食べ頃です。
熟して食べごろを迎えてからは、急に鮮度が落ち始めるので、できるだけ早く食べるようにします。

乾燥を防ぐためにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
食べきれない場合は、シロップで煮てコンポートにしたり、ジャムにしたりして、保存します。
冷凍保存する場合は、解凍してから食べやすいように、先に皮を剥いてからぴったりとラップにくるんで冷凍します。

5 いちじくのまとめ

子どものころ家の近くにはたくさんのいちじくの木がありました。小さな川の堤防にあったので、誰かが育てていたのか、ずっとそこにあったのかは、覚えていませんが、通学途中に実がなっているのをよく目にしました。
そのいちじくを採って食べた事はありませんが、友達と一緒にいちじくの木に集まるカミキリムシをよく捕まえました。タマムシもいたりして、子どもの頃のわたしにはいちじくの木は昆虫採取の場所でした。
大人になってからも、あまり食べる事はないのですが、私が住む地方は意外といちじく栽培が多く、出荷できないような形が悪い物や、少し傷がついている物を道路沿いで売っています。見ていると、けっこうたくさんの人が買いに来ていました。
たくさん買われていく人もいて、そんなにたくさん食べるのかなっと思っていましたが、ジャム作りの材料だったのかもしれませんね。

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