家庭で教える「食事のマナー」。家庭は食育のスタートライン

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家庭で教える「食事のマナー」。家庭は食育のスタートライン

■箸の持ち方から始める食事のマナー

小さな子供は手づかみ食べの時期を経て、フォークやスプーンが使えるようになり、4,5歳では上手な箸の持ち方の練習を始めます。

箸を正しく持ち、自由に扱う事は子供の小さな手ではとても難しいので、つい「持ちやすい方法」「握りやすい持ち方」で扱ってしまいがちです。しかし、この時期に正しい持ち方を教えてあげないと、一旦ついてしまった癖を改善する事が難しくなってしまいます。

子供に正しい箸の持ち方を教えるには

〇トレーニング用の箸を活用する

箸に持ち手用リングのついたトレーニング用の箸が市販されています。ぜひ活用してみるとよいでしょう。

〇箸を使った遊びを積極的におこなう

箸で小さなおもちゃやビー玉などをつかむ練習を重ねる事で遊びながら箸の扱いを上達させる事が出来ます。

大人の目線が厳しくなりすぎないように、失敗をしたり、時間が掛かっても叱らずに、単なるゲームとして楽しみながら行います。

〇食事の合間に、箸の持ち直しをする

食事のし始めは箸の持ち方に意識を集中できていても、食事は進み、会話をする中で次第に集中が途切れ、気がつけば誤った方法で箸をもってしまいがちです。

その為、食事の合間で箸の持ち方を矯正しつつ、常に正しい持ち方が習慣になるように取り組みましょう。

子供が箸を正しく持てなくても叱らずに、繰り返し教える事、楽しく遊びながら身に付けさせる事が成功への近道です。

■食器の配置や箸の使い方

食生活の変化や一人で食事を摂る子供の増加、核家族化など様々な理由から、日本で継承されてきた食事のマナーがおざなりになりつつあります。

日本の食事のマナーには

〇いただきます、ごちそうさまでしたの挨拶をする

〇食器には決められた配置がある

〇口の中に食べ物が入っている間、噛んでいる間は口を閉じる

〇食事は「主食」「副菜」「汁物」を交互に口に運び、食事終了時には同時にすべての器が空になるようにする。いわゆる三角食べという方法があります。

〇食事中はむやみに立ち上がったり、歩き回ったりせずに着席をして、落ち着いて食べる

など様々なマナーがあります。

また、箸の扱いにかぎっても

〇迷い箸

〇移り箸

〇寄せ箸

などしてはいけないマナーには名前があります。食事を中断する際の箸の置き場所についても決まりがあります。

一見、面倒、堅苦しいとも思われがちですが、食事のマナーを身に付ける事は、周りと楽しく食事をする為に大切な事です。

決して、軽んじる事なく正しく身に付けましょう。

また、大人になると仕事の上司や年長者など目上の人と食事をする場面が生じたり、かしこまった席で食事をする機会も増えます。

食事の内容も箸を使う和食だけでなく、洋食、中華など様々になります。大人には大人のマナーがあるので、たしなみとしてマナーの関する本を読んでおくとよいでしょう。

■食事のマナーが問われる時代

今や子供のころから携帯やスマホが家庭に普及しています。その為、食事中のスマホや携帯の扱いもマナーの問題として話題になる事が増えました。

以前のように、目の前にいる家族以外とも簡単にコミュニケーションがとれるので、食事中もつい意識が携帯やテレビ、パソコンいってしまいがちですが、食事中のこれれらの扱いについては、家族で話しあいをする必要があるでしょう。少なくとも、誰かと一緒に食事をしている最中に、別の事に気がそれている、会話がうわの空という状態は好ましくありません。

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