食中毒は防げる!予防三原則と正しい手洗いで食中毒菌をシャットアウト!

約 1 分

◇食中毒とは?

食中毒とは体に害のある細菌やウイルスが付着した食品を摂取することにより発生する胃腸症状のことです。主な症状は嘔吐・下痢・腹痛・発熱などがあります。

原因は大きく分けて①細菌性食中毒②ウイルス性食中毒③自然毒食中毒の3つです。その中でも一番多いのが病原性大腸菌O157やサルモネラ菌などの細菌性食中毒になります。

学校給食や病院内での集団感染が度々ニュースにも取り上げられますが、食中毒の感染は家庭内でも起こり得るものです。自分だけでなく周りの大切な人の健康を守るためにも、食中毒に関する正しい知識と予防法を身につけ感染を防ぎましょう。

◇症状がなくても感染拡大の可能性あり!?

食中毒の怖いところは自分に嘔吐などの症状がなくても感染している可能性があることです。この症状がなくても菌には感染している人を「健康保菌者」「無症候性キャリア」と呼びます。感染していても症状が出ないのは免疫力が高いなど様々な理由があります。

健康保菌者は感染の自覚がないため調理業務などに従事し、菌やウイルスをまき散らしてしまう恐れがあります。特に食品に関する仕事をしている人は十分に注意が必要です。

◇食中毒予防の三原則を知る

食中毒予防のための三原則をしっかりと頭に入れておきましょう。

①食中毒の原因菌を“つけない”

②食中毒の原因菌を“増やさない”

③食中毒の原因菌を“やっつける”

家庭での調理も食品関係の仕事の場合もこの三原則が基本となります。

◇菌をつけない

食中毒菌を食品につけないためには、手や調理器具を清潔にすることが最も大切です。

菌は元々食品についている場合もありますが、手やまな板などから食品に付着するケースも多くあります。すでに菌に汚染されたまな板や包丁を使用した場合次から次へと食品に菌がついてしまいます。

菌の付着・拡大を防ぐためには調理前だけじゃなく、調理中もこまめに手洗いや器具の洗浄をすることが効果的です。切りものの順番を“生で食べるもの(野菜など)→加熱するもの(魚・肉など)”という習慣をつけるもの良いでしょう。

◇菌を増やさない

食中毒菌が増えるとそれだけ感染の可能性も高くなります。万が一菌が付いた食品であっても正しい温度で保存しておけば菌の増殖のスピードはある程度抑えられます。

菌類が好む温度は20~50℃とされていて、室温は菌にとって心地よい環境と言えます。そのため買ってきた食品や調理済みの食べ物を放置しておくのは大変危険です。とくに肉や魚は買ってきたらすぐに冷蔵庫で保管し、なるべく早く食べるようにしましょう。

また注意したいのが作り置きのおかず類です。調理後、冷蔵庫に入れる前に冷ましている間は増殖に最適な温度帯が長く続きます。20℃以下まで素早く冷ますように工夫することと保存は必ず冷蔵庫で行うことが大切です。

◇菌をやっつける

菌類は熱に弱いという特徴があるため、食品を十分に加熱し菌をやっつけることで食中毒を予防することができます。

食中毒の原因菌はとても小さく、食品についているかどうか目で見ることは出来ません。腐っているわけでもないので臭いで判断するのも困難です。そのため“ついているかもしれない”という考えで加熱調理することが予防の原則です。

肉や魚などを焼く時は食材の中心温度を75℃にし1分以上の加熱が目安とされています。ただしノロウイルスの場合は90℃で90秒以上の加熱が必要です。肉や魚はしっかりと中まで火が通ったものを食べるようにしましょう。

加熱殺菌は食品だけでなく調理器具に対しても有効とされています。まな板などは洗った後に熱湯消毒を、布巾などは煮沸消毒するのがおすすめです。

◇すべての基本は正しい手洗いから!

食中毒の予防だけではなく風邪の予防にも役立つのが手洗いですが、多くの人がきちんと洗えていないのが現状です。なんとなく泡をつけてゴシゴシしているだけでは汚れや菌は落ちません。正しい手洗いの順番とポイントを覚えましょう。

1.両手のひらを擦り合わせて泡立てる

2.手の甲をそれぞれ洗う

3.指は1本ずつ、指の間も忘れずに洗う

4.手のひらに指を立て爪も洗う

5.手首を洗う

泡をしっかり流し清潔なタオルやペーパーで拭けば手洗いは完了です。特に洗い残しが多い箇所は親指、指の先、手の甲と言われています。

正しい手洗いは最低でも30秒はかかります。慣れるまでは長いと感じるかもしれませんが、ここまでしないと意味がないのでぜひ実践してみてください。

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