脂質異常症の原因&改善のカギは食事!すぐに出来る食事の改善ポイント2つ!

約 1 分

◇脂質異常症(高脂血症)とは?

脂質異常症とは高血圧・糖尿病などと同じ生活習慣病のひとつで、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多い、または善玉コレステロールが低い状態を指します。2006年までは高脂血症と呼ばれていましたが、誤解を招きやすいということで脂質異常症と呼ばれるようになりました。

脂質異常症の国内の患者は200万人を超えていて、男性よりも女性の方が2.5倍ほど多くいるのが特徴です。

◇脂質異常症の診断基準

脂質異常症は3つの診断基準があります。どれか一つでも当てはまると脂質異常症となります。いずれも空腹時の数値をもとに判断されます。

①LDL(悪玉)コレステロール値140mg/dl以上

②HDL(善玉)コレステロール値40mg/dl未満

③中性脂肪地150mg/dl以上

診断基準とは別に最近では悪玉と善玉の比率“LH比”にも注目が集まっています。LH比とは「LDLコレステロール値÷HDLコレステロール値」を計算したもので、高血圧などの持病がある人は1.5以下、それ以外の人は2.0以下が適正だとされています。この比率だけで脂質異常症と診断されるものではありませんが、たとえ悪玉・善玉の数値が正常範囲内でもLH比を計算してみると意外な結果が出るかもしれません。

◇脂質異常症でリスクが高まる病気

脂質異常症を放っておくと血管内に脂質がたまり動脈硬化を引き起こします。動脈硬化が進行すると血流が滞り、やがて詰まってしまいます。心臓で起きると心筋梗塞、脳内で起こると脳梗塞と呼ばれ、命が助かっても体の麻痺など後遺症が残る可能性もある恐ろしい病気に繋がります。血管は全身のあらゆるところに張り巡らされていて、いつどこで症状が出るのかわからないという怖さがあります。

脂質異常症になっていても自覚症状はほとんどありません。しかし体内では確実に危険性が蓄積されていて、ある日突然命を落としてしまう可能性もあるのです。まずは健康診断などで自分の体の状態を正しく把握しましょう。

◇脂質異常症の原因は食事にあり

脂質異常症の原因の多くは食事にあると言われています。昔ながらの和食中心ではなく食生活が多様化しているのも脂質異常症が増加している原因かもしれません。

肉類や乳製品の摂り過ぎは悪玉コレステロール値が高くなる傾向にあります。肉だけではなく魚や大豆製品などを主菜に取り入れることが大切です。

また甘いお菓子や飲み物、アルコールの摂り過ぎは中性脂肪の増加につながります。体内で余った糖質は中性脂肪として体に蓄積される性質があるため、脂質だけでなく糖質の摂り過ぎにも注意が必要です。

完全にイコールではありませんが、肥満傾向の人は脂質異常症になりやすいようです。適度な運動も大切ですが、今一度食生活を見直してみましょう。

◇改善のための食事を学ぶ

脂質異常症はカロリーオーバーや食事内容が偏り過ぎていることが一因です。ほんの少し意識を変えるだけでコレステロール値に変化があるかもしれません。

・摂取カロリーをコントロール

カロリーの摂り過ぎは肥満に直結します。性別や年代、普段の活動量などで変わってきますが、摂取カロリーの目安は成人男性で2500kcal・女性で2000kcal程度です。

カロリーを抑えるには洋食や中華よりも和食をおすすめします。油脂類の使用も少なく比較的あっさりとした味付けの多い和食にするだけでカロリーを抑えられるでしょう。食べ過ぎないように腹八分目を心がけることも大切です。

・食物繊維をたっぷりとる

食物繊維には腸内でコレステロールや中性脂肪の吸収を妨げる作用があるとされています。しかし日本人は目標摂取量の半分ほどしか摂れていないという調査結果もあるほど不足しがちな栄養素です。

食物繊維を多く含む食品はごぼう・かぼちゃ・切干大根・きのこ類・豆類・海藻類・ドライフルーツなどがあります。脂質異常症の予防改善だけでなく、腸内環境も整えてくれるので免疫力アップなども期待できます。

バランスのとれた食事は脂質異常症だけでなく肥満や高血圧・糖尿病の予防にも効果があります。健康的な生活を送るためにも食生活の改善をおすすめします。

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