高血圧は突然死も引き起こすサイレントキラー!予防のための食事方法はコレ!

約 1 分

◇そもそも血圧とは何なのか?

誰でも一度は血圧を測ったことがあると思いますが、その正体が何なのか理解している人は少ないかもしれません。

血圧とは心臓から全身に向けて送り出された血液が動脈の血管壁を押す圧力のことを指します。全身の血液量や血管の弾力性のほか、リラックスしているかどうかなどわずかなことでも変化するのが血圧です。

血圧を測定すると2つの数値が出てきますが、心臓が収縮した時の血圧を最大血圧(収縮期血圧)、逆に心臓に血液を溜めるために拡張した時の血圧を最小血圧(拡張期血圧)と呼んでいます。

◇高血圧症の基準とは?

高血圧症とは何度測っても血圧が高い状態を指します。日本には1000万人以上の患者がいるとされていて身近な病気と言えるでしょう。

血圧はストレスや睡眠不足、寒暖差などにも影響を受け高くなったり低くなったりするため、一度の測定では高血圧症とは診断できません。病院で測る場合と家庭で測る場合でも精神的な部分で微妙に違ってくるほど血圧は繊細です。

病院で測定する場合、最高血圧が140mmHg以上、または最小血圧が90mmHg以上の血圧が続くと高血圧症と診断されてしまいます。最初は特に自覚症状がないのが高血圧の特徴です。しかし血管というのは全身に張り巡らされていて少しずつ負担が蓄積されていき、体のどこで症状が出るのかわからないという怖さがあります。

◇高血圧の原因となり得るもの

高血圧の原因として挙げられるのがまず遺伝です。高血圧症の家族は高血圧症になりやすい体質が多いと言われています。しかし親が高血圧だと子どもも必ず発症するのではなく、食生活や運動不足などの生活習慣を見直すことで防ぐことが可能です。

高血圧になりやすい人の生活習慣の特徴として、塩分の摂り過ぎ・肥満・喫煙・過度な飲酒・ストレス・運動不足などがあります。不摂生な食生活を送っていると血管の壁にコレステロールなどが張り付き血管が狭くなってしまいます。細い管に無理に血液を流そうとするので血圧が上がってしまうのです。

◇高血圧でリスクが高まる病気とは?

高血圧の状態を長期間放置していると血管の壁が厚くなり弾力性を失ってしまします(動脈硬化)。動脈硬化になると血液の流れが滞り脳や心臓の血管が詰まる病気(脳梗塞・心筋梗塞)のリスクが高くなります。この動脈硬化も高血圧症と同様に自覚症状を感じにくく、さらに全身どこにでも起こりうるという怖さを持っています。

また血圧が高くなると心臓や血管に負担がかかり心不全や脳出血も引き起こします。このように脳や心臓といった生命に直接関わりのある臓器が影響を受けやすく、高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ恐れられています。

◇食事で高血圧改善を目指す!

高血圧は生活習慣と呼ばれ、食生活や日々の運動などが大きく影響しています。特に食事は1日3回食べるためほんの少し意識を変えるだけでも変化が分かりやすいでしょう。

・まずは減塩!

厚労省の定める食塩の摂取量は成人男性で1日8g未満、女性で7g未満が目標量ですが、高血圧気味の人はさらに少なく1日6g未満を目標にしましょう。減塩でも美味しく食べるコツはレモンなどの酸味やカレーなどの香辛料・大葉などの薬味をうまく取り入れることです。味にメリハリがつき薄味でも物足りなさを感じにくいとされています。

・腹八分目で肥満予防!

太っていることは高血圧になるリスクを高めることが分かってきました。肥満傾向のある人は常に腹八分目を意識し、食べ過ぎないように自制しましょう。特に夕食は軽めのものをなるべく早い時間に摂るのがおすすめです。自分の標準体重(=身長m×身長m×22)を知り食事をコントロールすることが大切です。

・カリウムを意識する

カリウムとは野菜や果物以外に肉魚・海藻など多くの食品に含まれているミネラルで、余分な塩分(ナトリウム)を体の外に排出する役割があります。カリウムは普通の食生活をしていれば不足することはほぼありませんが、高血圧気味の人は減塩と同時にカリウムを多めにとるように心がけると良いでしょう。カリウムが多い食品は大豆製品・ほうれん草・サツマイモ・バナナ・キウイ・ナッツ類などがあります。

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