現代の食は食品添加物まみれ!?添加物の使用目的とリスクを知って正しい選択を

約 1 分

◇食品添加物使用の目的とは?

食品添加物とは食品衛生法で「食品を作る過程で保存などを目的に意図的に使われるもの」と定義されています。“何のために使うのか”というのがカギとなってくるのです。実際どんな目的で使われているのかいくつか確認してみましょう。

①食品の香り・味・見た目・食感をよくする

甘味料や酸味料などの味わいに関わるもの、バニラなどの香りを付けるためのもの、食品に色を付ける着色料、ハムやソーセージの色をよくするための発色剤など種類は多く様々な食品に使用されています。

②食品の保存性を高める

食品の酸化やカビの発生を防ぎ賞味期限を長くするために使用されるもので、現代は長期保存できる食品が増え便利だと感じる人も多いでしょう。

③製造・加工の過程で必要不可欠

例えば水と油は本来混ざり合いませんが、乳化剤を加えることで混ざり合い安定した状態になります。豆腐を固めるためのにがりも食品添加物の一種です。

④栄養を高める

ビタミンやカルシウムなどのミネラル類を添加し不足している栄養素を補ったり、逆に栄養を強化してより体に働きかけるようにするために使用されます。

このように加工食品を作る上で欠かせない添加物以外にも、見た目や味をよくしたり栄養を強化し商品に付加価値を付けるために使われるものも多くあることが分かります。

◇食品添加物の分類

食品添加物の種類は1000種類を軽く超えています。想像以上に多いと感じる人がほとんどでしょう。食品添加物は4つに分類されています。

①指定添加物

製造方法が化学合成か天然かに関わらず厚生労働大臣が安全&有効であると確認し指定した添加物で、平成28年10月現在454品目あります。

②既存添加物

昔から使用している実績があり厚生労働大臣が認めたもので、植物から抽出した色素や自然物から生成する保存料など365品目存在します。しかし、長年使っているから安心という考えに疑問を持つ人も多く、安全性や使用実績を定期的に見直しています。

③天然香料

植物や動物から作られる香料を指します。バニラや柑橘・バラなどの花の香りが代表的で約600品目あります。

④一般飲食物添加物

一般的に食品として食べられているものを着色や香りづけの目的で使用した場合には一般飲食物添加物と呼ばれます。オレンジやいちごの果汁を色付けの目的で使う、コラーゲンを強化するために添加するなどのケースがこれに当たります。

◇すべての食品添加物=毒は誤解!

食品添加物と聞くと“すべて体に悪い・毒である”と考える人も多いかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れません。例えば一般飲食物添加物は普段口にしているものでも目的が違うために“添加物”と呼ばれているだけで、食品に悪影響を与える可能性はありません。

日本で使用されている食品添加物は厳しいチェックを経て許容摂取量を定め、さらに下回る量を使用基準としているので安全だと言われています。しかし今まで分からなかったことが研究で判明するなど添加物の常識は日々進化しています。常に最新の情報を取り入れ、気になるものは避けるなど自分なりの対処が必要になるでしょう。

◇気を付けたい添加物とは?

ごく一般的に使われている食品添加物でも研究者の中では危険だと言われているものもあります。厚生労働大臣によって認められているものなのでどちらの意見が正しいという判断は難しいですが、食品添加物が気になる人は食品を選ぶ時にちょっと意識してみると良いかもしれません。

・イーストフード

パンの製造時に使用される添加物です。本来パンを膨らませるのにはイースト菌や天然酵母を使いますがコストなどの観点から大量生産には向きません。一方のイーストフードは少量で・短時間で・大量にパンを作ることが出来るため多くのパンに使われています。

名前に“イースト”とつくのでイースト菌と混同しがちですが、イーストフードとは化学的に作られた物質で発がん性を指摘する人もいます。事実かどうかはまだわかっていませんが頭の片隅にでも覚えておいて損はないでしょう。

・防カビ剤

外国産の柑橘類によく使われるのが「イマザリル」などの防カビ剤です。長期の輸送でもカビが生えないようにと使用されていますが、毒性を心配する人が多くいます。輸入の柑橘でも使用していないものももちろんあります。お店では使用の有無が表示されているので気になる人はチェックしてみてください。

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