食育推進基本計画とは

約 1 分

食育基本法の制定

食育推進基本計画とは、食育基本法を実現するための具体的実行の計画です。そもそも食育基本法は平成17年に発表されたもので、比較的新しい内容です。というのもこの食育基本法は近年のライフスタイルの変化が関係しているものであり、当然に歴史は浅くなるのです。急激な経済の発展により、昔、昭和の時代にはなかった新しいものが現代では次々と取り入れられ、日本の文化は徐々にですが確かに変化をしています。海外からの文化流入もあり、各地域の伝統的な食生活や習慣と混合し、かつての暮らし方は消えつつあります。しかも新しい文化は必ずしも良いものとは限りません。実際コンビニエンスストアや軽食屋が増えることで気軽に食事を済ませることができ、便利な社会になっていっていますが、その分おろそかにしてしまっていることも付随して発生しています。最も分かりやすいものに摂取する栄養分の偏りがあります。様々な食材を購入し自分で料理をするよりよっぽど楽な方法で食事ができますが、ワークスタイルに合わせて食事もルーティーンで済まそうとすると、同じファストフードを食べてしまいがちなのです。孤食に関しては世帯構造の変化が一番の原因です。核家族の世帯が急増し家族そろって食事を取る頻度も下がってしまいました。この他様々な悪影響がますます広がっている現代に、適切な食生活を求めて食育基本法、そして食育推進基本計画が制定されました。

食育推進基本計画の内容

計画の基本的な方針は、心身の健康、食への感謝の念と理解、食育推進運動の展開、子供のための食育教育、伝統的な食文化の継承などがあります。具体的な手段として学校や保育所で食育教育の場を設けること、家庭での食育を推進すること、生産者と消費者の交流促進、農林水産業の活性化、食文化継承のための活動へ支援することなど、多岐にわたります。実際には改善の度合いを測るためデータの収集をします。例えば食育への関心を持つ人の割合を調べることや、栄養バランスを考慮した食事を取れている割合などを調査し、それにより目標値を設定することも容易になります。

計画の更新

実は平成18年度に作られた食育推進基本計画は平成23年度には第2次計画として更新されています。そして平成28年度には第3次計画も作られています。これはやはり計画内容を実行したことによる効果から考察し、よりよい食育の推進を実現するためです。5年や10年経てば食文化がさらに変化をするためです。最初に計画した内容ではいつまでも対応できないということもあり、新しく計画が作られています。さらに、設定した目標を達成した場合や、特に新しい問題点があらわになることもあります。例えば初期の計画では大幅な改善にまでは到達できませんでしたが食育の考え方を広めることはある程度できました。そして第2次計画ではより実践的な内容とし、具体的に食生活を改善することのできた人もでてきました。そして第3次ではより詳細な問題点が見えてきました。例えば全体としては食育の関心は高まったものの若者の意識は未だ低いままです。そのため若い世代に合った内容の推進方法を取る必要があります。

食育推進基本計画は時代に即して内容を改める

第2次、第3次と、このように定期的に計画内容を見直すことで食育推進基本計画は目標達成を実現化しているのです。

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