食育基本法の目標とは

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食育基本法とは

急激な経済発展によって日本の社会環境は大きく変化しました。その中で食にまつわる生活も変貌を遂げてきました。発展途中には現在問題視されている食問題については現在ほど言及されることはありませんでした。しかしその結果が身体に現れることになり、生活習慣病となって人々を苦しめ始めました。これは現代にしかなかったことではありませんが、医療の発達が進んでいるにもかかわらず発症者が多く、近年目立ち始めました。生活習慣病は生活リズムが大きく影響しています。日々の食生活の在り方がとても重要なのです。日本における食生活の変化は生活習慣病という問題だけを引き起こしたわけではありません。子供たちの心身にも影響を及ぼしています。生活水準は向上し食べられない子供は減ったものの偏食している子は多いです。栄養バランスの取れた食事を取ることは子供には特に重要です。しかしそれは子供たちだけの問題ではありません。家庭において食事を提供しているのは大抵が親です。そのため親が食への関心と知識を持たなければなりません。そしてこの話題はあらゆる年代そしてどの地域においても大事なことであり、国民全員が食への確かな知識を習得し、生活習慣病の予防を意識した生活を送ることが理想です。食育基本法ではこのことを目的に制定され、食育推進活動が実施されています。

食育基本法の目標

国民の健全な心身と人間性を育てることを目的とし、この達成のために目標を定めて様々な運動をしています。その具体的な目標は食育推進基本計画として細かに設定されています。この目標は現状と照らし合わせながら修正等をしながら変化しています。例えば達成したものに関しては来期の計画から除外し別の優先度の高い問題解決に取り組むことや、達成したことに関してさらにその質をあげるような目標を設けることもあります。そして重要なのは時代変化に合わせて新たに生じた問題に関して、新しい目標を掲げることです。こうして少しずつ問題に対して処理していくことで日本全体の食環境を良くしていけるのです。

重要視されている目標

定期的な変化を続けている食育推進基本計画ですが、基本的に変わらず食育基本法制定当初から継続している活動があります。当然それは改善を続けることに大きな意味があるということであり、食育基本法において根幹となる目標だと考えられます。一つ目に、国民の食育への関心を高めることです。政府や各団体は試行錯誤を繰り返して食育推進を続けています。そしてこの推進運動をより効率的に、そして問題の根本解決には国民一人一人の意識改善が欠かせません。食育へ関心を持つことで政府からのアプローチだけでなく、個人からの積極的なアプローチも加わり、より食育の考え方が普及することになります。そして私たちがどうすれば意欲的になってくれるかを考えて、食育への関心を持っている国民の割合を増やすことを目標としています。もうひとつの大きな目標は子供への食育推進です。次世代を担う子供たちに食育の理念を知ってもらうことでこれからの日本の食文化への良い影響と、子供たち自身の健全な成長をねらいとしています。この目標の達成のために現在保育園、小学校、中学校などで個々の計画を立て、子供たちが食と接する機会を多く設けています。

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