食育推進基本計画の目的

約 1 分

食生活の現状

正しい食生活への関心が低下しつつある現代において様々な問題が発生してきています。生活習慣病の増加による健康状態の悪化、肥満や痩せ傾向の増加、孤食の増加などいろいろあります。便利な社会となりすべてが良い方向へ進むわけではありませんでした。そしてその便利さには、海外からの輸入によって手軽に外国料理を楽しむことができるということもあります。しかし食料自給率が低い日本にとってさらなる輸入は危険な面もあります。日本以外の文化にも親しみ同時に日本の各地域における伝統を守ることも大事であり、上手く共存することが必要です。食育推進基本計画では食育基本法で目指すものを実現化するために作られました。

食育基本法の目的

食育基本法では、健全な心身を培い豊かな人間性を育むことを目的にしています。食育推進基本計画ではこの考え方にのっとり、基本的な方針として、健康増進、食への感謝と理解、子供への食育指導、食に関する体験活動の実施、食料自給率の向上、食品の安全確保などが決められています。より詳細な目標には現状値と目標値を設定し調査したデータからその達成度を確認できるようにしています。

食育推進基本計画の課題

現在の重点的に取り組むべき課題としていくつか取り上げられています。まず、若い世代への食育推進です。食育への関心が未だ低い若年層にしっかりと伝えることで次世代につなげるためです。次に、多彩な暮らし方に対応した食育推進です。世帯構造の変化や貧困状況にある子供に対する支援を視野に、小さな子から高齢者までが充実した食生活が実現できるよう様々な機会を提供することを目指します。次は、健康寿命の延伸につなげる食育の推進です。日本は長寿国でありこれはとても良いことです。しかし老後の過ごし方は人それぞれ健康状態によっても変わってきます。高齢になってくると今までの生活習慣が積み重なって体の症状に現れてきます。そのため高齢になっても健康に生活することが出来るような生活習慣病の予防などが課題です。続いての課題は、食の循環や環境を理解してもらうことです。貧困な状況で満足に食事がとれない人がいる一方で日本全体としては現在飽食であるというのが一般的です。そうした中で食品ロスが多く見受けられ、本来食料資源の少ない日本ではこの食品ロスを削減する必要があります。そしてこの問題には食の生産から消費までの食の循環を理解することで改善に近づくと考えられ、生産側の体験を実施することなどが課題にあります。最後は食文化の継承に関する課題です。現代の一般家庭で和食しか食べていない人はほとんどいません。中華料理や洋食、多くの文化を取り入れた食事の取り方となっています。しかしその傾向が行き過ぎると伝統的な食文化が消えてしまう恐れがあります。そのため和食や伝統食材、郷土料理、作法などを知り、理解してもらう活動をしようと試みています。

目的を達成するために

重点課題を筆頭に一個ずつ問題解決をすれば徐々に食生活の乱れもなくなりより健康的な生活ができるようになると考えられます。ただ一つの機関が推進し活動しているのではないため積極的に食育について理解しようと考えている人には様々な環境が提供されています。

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