食育基本法で絶対に抑えておきたい五つのこと

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食育基本法とは

食育基本法は、2005年に6月10日に成立した食育に関する法律です。国民が心身の健康を確保し、子どもたちが豊かな人間性を育むために、食を重視し、生きるうえでの基本を養うことを目的としています。2005年7月15日から施行され、教育現場や、医療や福祉、飲食業界など、様々な分野で食育の重要性が認識されるようになりました。

インターネットやテレビ、雑誌などを通じて、食に関する情報が反乱している中で、自分で考え、生き抜く力を身につけていく力が必要となります。食育は、食のあり方を学ぶことを通じて、健全な食生活を実現するとともに、信頼できる情報を見抜く力を養っていくことが期待されています。食育基本法は、食育についての基本理念を明確にし、計画的に推進していくために制定されました。

ここでは、食育基本法の中から、絶対に抑えておきたい5つのことをまとめます。

健全な食生活の実現

食育基本法では、食育の目的の1つとして、食についての適切な判断力を養い、健全な食生活を実現することを挙げています。食は、人々が心身の健康を確保する基本となります。様々な経験や学びを通じて、食に関する知識と、信頼できる情報を見抜く目を培っていくことは、生涯にわたって、豊かな人生を送っていくことにつながります。家庭、保育所、学校などが連携して、子どものうちから、食育を実践していくことが求められています。

感謝の気持ちを育む

現代社会は飽食の時代とも言われ、スーパーやコンビニエンスストア、飲食店などに行けば、たくさんの種類の食材や料理を目にします。子どもから大人まで、毎日を忙しく過ごしている人も多いため、日常の中で食への感謝の気持ちを忘れがちです。

食育では、自然の恩恵や様々な人々の活動によって、私たちの食生活が成り立っていることを学び、感謝の気持ちを深めることも目的としています。食についての理解は、消費者と生産者の距離を縮め、信頼関係を構築していくことにもつながります。消費者と生産者の積極的な交流は、第一次産業の活性化や食料自給率の向上にもつながっていくことでしょう。

地域の特性を活かす

日本では、地域の特性や文化が失われつつあります。地域の多様性と豊かな食文化は、日本の貴重な財産です。豊かな自然環境の下で大切に育まれてきた食文化を守るため、食育では、地域の特性に配慮することを重視しています。地域住民の参加と協力を促し、連携を図りながら食育を実践してくことが求められています。

食品の安全性

農薬や、遺伝子組み換え、食中毒、食品添加物、食品偽造など、食の安全面で、不安を感じている人は少なくありません。食品の安全性は、安心して消費し、健全な食生活を送るうえでの基礎となります。食育では、国際的な連携を図りながら、食品の安全性について情報提供していく必要性を記しています。食品の製造や、加工、流通、販売、食事の提供を行う事業者にも、積極的に食育に取り組むことを推進しています。

国や地方公共団体の役割

国は、食育基本法の理念に基づいて、食育推進の計画、実施、報告をしてくことが求められています。地方公共団体は、国と連携を図りながら、地域の特性を活かした取り組みを計画し、実行していかなければいけません。

国や地方公共団体がリードをとりながら、家庭、教育、医療、福祉、飲食、生産、流通など、様々な立場の人々が連携して行うのが食育なのです。

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