食育の基本!地産地消について知ろう

約 1 分

地産地消ってどんな取り組み?

地産地消とは地域生産・地域消費の略語で、地域で生産された農産物や水産物等をその地域で消費する取り組みのことをいいます。また、ただ生産されたものを消費するだけでなく、生産者と消費者との結びつきを強くする効果もあるのです。こうした生産者と消費者との交流は、食育の機会としても重要視され、地域の食材を活用した伝統的な食文化を継承します。

また、生産者側は流通コストが削減されるのに対し、消費者側はとれたての新鮮な野菜を手に入れることができるというWメリットがあるほか、生産者の顔が見えるということで食の安心に繋がるのです。

地産地消にはこんな問題点も

良いことだらけと思われる地産地消の取り組みですが、その地域では賄うことのできない食材があったり、売れ残りが出てしまったりといった問題もみられます。

こうした問題点を解決するには、適地適作と呼ばれる栽培法を組み合わせると良いでしょう。適地適作は、より自然に近い環境のもとで食物を育てるため、低コストでエネルギーの消費を削減することができるのです。

岩手県奥州市の直売所による地産地消

岩手県奥州市にあるJA岩手ふるさと「産直来夢くん」は、地域のみんなに愛されている産直です。中でも好評なのが地産地消レストランでは、施設内にある直売所から直接仕入れた地元産の農産物を使ったランチが大人気なのだそう。直売所で精肉を購入するとステーキセットも提供してくれます。

ベーカリーでは奥州牛と旬の野菜を挟んだハンバーガー、アイス工房では旬の農産物から作られたジェラートなど、地域で採れた食物を堪能することができます。

東京都の小学校給食には地場産物を使用

第8回全国学校給食甲子園で見事優勝した文京区の青柳小学校では、東京都の地場産物をふんだんに使った給食が話題となっています。また、地場産物への理解をさらに深めてもらうために、江戸東京野菜を実際に栽培しています。

収穫した野菜は自分たちで調理していただき、また食物の栄養や歴史について調べ、発表会で披露するといった徹底ぶりです。自分たちで一生懸命に栽培、収穫することで生産者の思いを感じ、また調理することで毎日ご飯を作ってくれる大人へ感謝の念を抱くことができます。

また、江戸時代と現代との食生活の違いをテーマにした授業では食の歴史を学び、郷土料理を継承するきっかけとなっているようです。

香川県の小学校ではふるさと給食を実施

第8回全国学校給食甲子園で準優勝に輝いた国分寺北部小学校では、国分寺町で生産された食物を使った「ふるさと給食」が実施されています。ふるさと給食に協力をしてくれている方のもとを訪れて、食物の栽培法やみんなが安心して食べられる工夫を知ったり、給食時に招いてお話を聞き、生産者との交流を深めるなどといった機会も設けています。

これにより、自分たちの口に入る食べ物がいかに安心できるものなのか、また生産者の方の思いを直に感じることができるのです。

また、校区内でオリーブの栽培が行われるようになったことで、オリーブが給食に取り入れられるようになりました。あまり口にしない食べ物もこうして積極的に取り入れることで、子どもたちの味覚をより一層育むことができるのです。

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