食育フォーラム2016の内容とは

約 1 分

食育フォーラムとは

平成28年11月5日に農林水産省主催で、食と農林漁業の祭典の一環として「食育フォーラム2016 食育実践の環を広げよう」を開催されました。

食育フォーラムは、食育を実践する企業や団体、食品メーカーや食品製造・流通・小売事業者、農業関係者や栄養士、大学教員、小学校教諭などといった様々な業種の食育担当者を対象に今後の取り組みや異業種の連携などを深めていくことを目的として実施されました。今回は、農林水産省の発表された概要と資料からその食育フォーラムの内容を見ていきましょう。

基調講演の内容

女子栄養大学 栄養学部食生態学研究室専任講師の林芙美先生による、「人々の健康を支える企業の食育~食の循環と環境を意識した取り組みとは~」をテーマに発表されました。「個人の行動を変えるには、個人の関心を高めるというアプローチだけでなく、環境からも影響を及ぼすことができる」という理論から「健全な食生活の実現には、地域のつながりや企業などによる食環境の整備が必要」あるとし、海外の事例などを扱って企業の取り組みなどを紹介。また、農林水産省が掲げる第三次食育推進基本計画の食育の全体像を基に、優先すべき重点課題を抽出し、それらの改善に向けて関係者が多様に連携・協働してこれまでの個々の取り組みを一層広げ、さらなる食育の進化に向け、互いに協力し、これまでの個々の取り組みをより一層広げ、さらなる食育の進化に向け、互いに協力しあって、充実した食育活動を展開することが必要。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、『企業の成功例から考えるこれからの食育』をテーマに、「地域との連携」「人材の育成」「プログラム運営」の3つのポイントに焦点をあて、3社の取組事例を発表。地域と連携しながら食育を推進する(株)マルイ営業本部食育推進室課長・春名久美子氏、社内に400名以上の食育インストラクター資格取得者をもつクリナップ(株)おいしい暮らし研究所所長・手塚佐恵子氏、独自のプログラム運営を展開する (株)ミールケア取締役食育事業部長・関友樹様より、「食育はCSR事業ではなくCSVへ」「企業の理念とつながった食育は企業のブランドイメージも向上させる」「独自性と園のニーズに寄り添ったプログラムは事業化することができる」などといった、各社それぞれが食育に取り組む考え方や具体的な取組内容を発表。

ワークショップ

「地域との連携」「人材育成」「プログラム運営」のテーマ別に課題と解決策を考えるワークショップを行われました。「地域との連携」に関してはまずは、ニーズを把握し、キーマンとなる人を発掘すること。「人材育成」に関しては関心を高め、能動的に動き、適切な評価につなげることが必要。「プログラム運営」に関しては、様々な角度から見ることが必要で多くの職種を巻き込みながら運営を進めていくことが必要。といった多くの課題・意見が交わされ、「地域のニーズをどのように掘り起こすか」「自社の食育の定義があいまい」「食の課題の特定が難しい」などそれぞれの現場が抱える課題を参加者同士で共有することで食育実践の環を広げる機会となった。

 

 

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


食育の最近の投稿

エプロンシアターで食育あそび
エプロンシアターを使った食育遊びが話題です。子どもにとっては遊びが学びになります。 このエプロンシアターを使って楽しみながら食育を育みましょう。 目次エプロンシアターとはくいしんぼゴリラ伝えたい内容を決めよう エプロンシアターとは エプロン...
食育に関しての今後の課題
食育に関しては、2005年に制定された33条から成る食育基本法が基本的な法律です。内閣府、農林水産省、文部科学省、地方公共団体など複数の行政機関が関わって策定されるほど幅の広い分野に関係し、「食育」についての啓発活動を行っています。食育基本...
食育に関する研究例の紹介
食育に関する研究は、子どもが主体となる研究、大学生などが主体となる研究発表会さらに研究職の専門家が研究する場合など、いろいろなレベルで食育についての発表を行っています。ここでは、それぞれのレベルでの食育に関する研究を紹介します。 目次子ども...
More