家族でごはんを食べよう!食育の日

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家族でごはんを食べよう!食育の日

毎月19日は食育の日です。食は生きる上で欠かせない営みであり、健康な生活を送る基礎となります。特に子供たちにとっては心身の成長に大きな影響を与えます。今日は19日、この機会にもう一度食生活を見直してみましょう。

食育の日はなぜ「19日」なのか

食育の日は、平成17年に施行された「食育基本法」に合わせて制定された「食育基本推進計画」によって定められました。食育の「育(いく)」の語呂合わせから「19日」が選ばれました。

子育て家庭の食卓の現状

第三次食育基本推進計画では、朝食または夕食を家族と一緒に食べる「共食」の回数を平成27年度の1週間あたり平均9.7回から平成32年度までに11回以上とすることを目標としています。これに先立ち、第二次食育基本推進計画をもとに行った調査によると、平成22年で1週間あたり9回というのが現状でした。

毎日の積み重ねで大きな差が

ここで少しシュミレーションをしてみようと思います。1)週末だけ朝・昼・夕を家族そろって食卓を囲んだ場合と、2)1)に加えて平日の朝または夕も一緒に食卓を囲んだ場合の1年間の共食回数を比較してみます。
【1年間の食事回数】3回×365日=1095回
1) の場合:(1カ月4週間として)3回×2日×4週間×12カ月=288回
2) の場合:288回+(1回×5日×4週間×12カ月)=528回 ∴1年間で240回の差
また、これを子供たちが小学校入学から卒業までの6年間で考えると、1)と2)に生じる差は実に1440回にもなります。

共食と孤食の影響

上のシュミレーションからもわかるように、長期的なスパンで考えると、その差は大きくなります。子供のころから家族との食卓を多く囲んできた子供は、孤食の多かった子供に比べ、コミュニケーション力や物事の理解力が発達しているといわれます。また、平成24年に内閣府より発表された「食育白書」によると、孤食の多い子供は体の疲れを感じやすい、イライラする割合が有意に高いという結果も出ています。しかし、理論的にはこのような結果が出ているとしても、仕事などやむを得ない状況で一緒に食卓を囲むことが難しいという家庭も多いはずです。それでも、子供の心身の成長に上記のような影響があることは事実です。子供が一人ぼっちで食事をすることが単に「かわいそう」というとらえ方だけではなく、このような事実を理解し、可能な範囲で1回でも多く家族で食卓を共にする機会を作ることは子供の将来にとって大変意味のあることなのではないでしょうか。

家庭の食卓は食育の宝庫

箸の持ち方・使い方、配膳などの食事マナーや食材や調理法の知識、生産者や食材に感謝して食べる心、そしてなによりも家族と一緒に食べる食事は楽しい、おいしいと感じる経験など家庭の食卓はまさに食育の宝庫であり、同時に家族の絆を強める大切な時間でもあります。家庭にはそれぞれやむを得ない事情などもあるかと思いますが、毎日の食事を「たかが食事」と片付けてしまうのではなく、その1回1回を大切にしていってほしいと思います。できる時だけでもいいのでなるべく家族の揃う時間を作り、家族そろって楽しくおいしい食卓を囲む時間を増やしていきましょう。

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