食育インストラクターと食育アドバイザーの違いとは

約 1 分

注目される食育の資格

食への関心が高まるにつれて、食育に関する資格が急増しています。選択肢が増えるのは嬉しいことでもありますが、「どれが自分に合っているのか」、「どれが本当に役に立つ資格なのか」、見極めることが難しくなっています。

食育に関する代表的な資格として、「食育インストラクター」と「食育アドバイザー」が挙げられます。名前も似ている両資格ですが、認定機関や、取得にかかる費用、学べる内容など、様々な違いがあります。

認定機関

「食育インストラクター」は、NPO 日本食育インストラクター協会が認定する資格です。NPO 日本食育インストラクター協会は、食育基本法の理念に基づいた食育を広く浸透させ、社会に役立つ食育インストラクターを育成することを目的として、2006年9月に設立されました。同協会の理事長は、食育基本法の成立にも携わった服部幸應が務めています。

一方、「食育アドバイザー」は、一般社団法人 日本能力開発推進協会が認定する資格です。社会的ニーズの多様化に合わせて、医療、福祉、介護、社会教育、食文化などの分野で、社会から求められる有能な人材を輩出することを目的としています。食育アドバイザーの他にも、「落合務のイタリアンマイスター」や「速水もこみちのクッキングマイスター」、「健康食アドバイザー」など、様々な食に関する資格を認定しています。

取得する過程で学べる内容

「食育インストラクター」は、食育についての理解度や実践レベルなどによって、5段階に分けて認定しています。初心者向けの「プライマリー」は、食育の3本柱など基礎知識から学ぶことができます。1級は、料理、栄養、健康、衛生などに対する、食の専門知識を有していることの証明となり、食育に関する普及活動ができる資格です。プライマリーは、通信教育講座を修了すれば誰でも取得することができますが、4級以上は、推進校への通学や、協会主催の研修会への参加、食育実務経験などが必要になります。

「食育アドバイザー」は、食育に関する基礎知識を審査の対象とし、食品の安全性や食育活動などの基礎知識を認定教育機関で学びます。認定教育機関での全カリキュラム修了が必要で、カリキュラム終了後は、在宅で受験することができます。

取得にかかる費用

「食育インストラクター」の資格を取得するまでには、研修会受講料、推進校授業料、受験料、申請料などが必要になります。申請料は、NPOの協会会員と非会員でも異なります。会員の場合は、1級が10,500円、2級が5,250円、3級・4級・プライマリーが6,300円です。非会員の場合、1級が21,000円、2級が10,500円、3級・4級・プライマリーが6,300円となっています。その他、受験料などの詳細は、NPO日本 食育インストラクター協会のホームページをご確認下さい。

「食育アドバイザー」の資格を取得するには、認定教育機関の授業料と受験料5,650円が必要になります。申請料は必要ありません。

受験方法

「食育インストラクター」のプライマリーは、指定の通信教育講座を修了することで取得することができます。上級の資格を取得するためには、食育筆記試験の他、活動報告、食育レシピ提案などが求められます。

「食育アドバイザー」は、認定教育機関で全カリキュラムを修了した後、在宅で受験します。検定試験の申し込み後、受験料を振り込むと、一般社団法人 日本能力開発推進協会から試験問題が発送されます。答案を返送し、合否判定を受けます。

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