食育の資格は保育士に活用できる

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食育の資格は保育士に活用できる

保育士と食育

人間にとって食育の考え方は非常に重要で、自分の体を正しくメンテナンスする意味だけではなく、今まで人間が長い時間をかけて形成してきた食の文化を継承していくことにも繋がってきます。食育では、食を通して国民の健全な心身を育み豊かな人間性を作っていくことができる人を育てることが大切とされています。そのためあらゆる年代において食育は大事ですが特に、人格形成の進む幼少期には重要な理念だと言えます。小学校に上がる前の小さい子供への教育者は主に親です。そして保育園等に預ける場合には保育士による教育も重要度が高いです。朝から夜まで預けるような場合には保育園に預けている時間が親と過ごす時間とそう変わらないこともあります。子供たちに正しい食生活を教えるには当然教育者である保育士がまず食育を理解している必要があります。そして近年の食育推進活動の活発化に伴い保育園での食育推進も考慮されてきています。

幼少期の食育

小さな子供は個人差も大きく、発育段階によってもできることがかなり違います。ハイハイをすることもできないような乳児から、元気に走り回ることができる小学生直前の子供まで、能力の幅が大きいです。そのためそれぞれの段階にあった食の教育方法を考える必要があります。職員はこのための計画を立てて、遂行していくことが求められるのです。1歳にも満たない子供にはまず食生活のリズムを身に着けさせることが大事です。そして少し大きくなると食材の違いも認識できるようになりますが、好き嫌いのないこと、そして食への関心を高めることが望ましいです。さらに成長した3歳程度だと周りの人たちとのコミュニケーションが取れるようになり、食事を通した楽しい会話や協調性を育めるようになります。

保育士による食育資格の取得

食の教育を行う保育士は食育に関して広く知識を持っているほうが、子供たちにも教えやすく、感性を豊かに育てられます。では食育への知識を持つにはどうすれば良いのでしょうか。本屋に行けば食に関する本は多く売られています。食事の献立の作成に関するものから食生活の整え方、幼児への正しい栄養補給など様々です。逆に多くありすぎてわからないような場合には食育の資格を目指して勉強をすると段階的に知識を習得していくことが可能となり、体系的に学習を進めることで、広い知識が理解できるようになります。食育インストラクターや食育アドバイザーなど多様な資格が現在では存在しています。どれも保育に関して無駄になるような資格はありませんが、保育士の仕事に活かすには、食育の知識が広く学べるような内容のほうが向いていると考えられます。あくまで保育士であり、食育の専門家としてやっていくのではない場合、ある専門的な内容に特化する必要は特別無いためです。つぶしが利くよう食育の理念を広く学び、子供たちへの教育に役立てられることが望ましいです。また資格に受かるということは客観的にも、その能力があると認められることになるため、アピールにもなり今度の昇格といった面でも取得にはメリットがあります。食育について学ぶことは子供たちのためだけでなく自分の食生活の見直しにも活用ができるため勉強して無駄になるということはない分野なのです。

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