第三次食育推進基本計画から見る食育アドバイザーの役割

約 1 分

食育アドバイザーとは

食育アドバイザーとは、一般財団法人 日本能力開発推進協会が認定している食育の資格です。食育や栄養学についての正しい基礎知識を有し、食育活動の即戦力となることの証明となります。教育、医療、福祉、飲食業界などのプラスαの知識として身につけることが推奨される資格です。協会が認定している教育訓練の全カリキュラムを修了することによって受験資格が得られるため、通学が難しい人や、忙しい人でも目指しやすいのが特長です。

平成17年に食育基本法が施行されて以降、食育の重要性はますます高まっています。このような状況下で、食育アドバイザーは、どのような分野で、どのような活躍ができるのでしょうか。第3次食育推進基本計画から食育アドバイザーの役割について整理し、せっかく取得した資格をムダにしない方法を探ります。

食育に関心を持つ人の増加

第3次食育推進基本計画では、食育を国民運動として推進し、1人でも多くの国民に食育に関心を持ってもらうことを目指しています。具体的な数値目標として、食育に関心を持っている人の割合を平成32年度までに90%以上にすることを掲げています。食育アドバイザーは、家族や自分自身の健康のために食育の知識を活かすことができるのに加え、自宅を利用した料理教室の開業や、セミナー講師などの仕事につなげることができます。食育アドバイザーとして活躍することによって、食育に関心を持つ人の増加に貢献することができるのです。

健康的な食生活を実践する人の増加

生活習慣病の予防や改善には、健康的な食生活を実践することが大切です。しかし、普段から減塩などに配慮した食生活を送っている人は69.4%(平成27年度)にとどまっています。そこで、第3次食育推進基本計画では平成32年度までに75%以上とすることを目指しています。食育アドバイザー講座では、食材選びや栄養バランスのとり方など、正しい食生活を実践するための専門知識を学ぶことができます。食育に関するプロ級の実践力が養われるため、生活習慣病の予防などにおいても、資格を活かすことができます。講座を受講した人からは、「学んだことを食卓に自然に活かすことができた」、「子どもの健康と成長を考えた料理を実践していることが自信になった」などの声が寄せられています。まずは、自分や家族のために、健康的な食生活を実践し、資格を活かして、仕事などにつなげていくと良いでしょう。

食育ボランティアの増加

食育を国民運動として広く推進するため、第3次食育推進基本計画では、食育の推進に関わるボランティアの数を平成32年度までに37万人以上とすることを目指しています。食育ボランティアは、全国各地で、国民の生活に密着した食育活動を実践する役割を担います。食育アドバイザー講座では、食育に関する実践力が養われるため、資格保有者は食育ボランティアの即戦力とし活躍することが期待されます。食育ボランティアとして経験を積み、社会に貢献しながら、就職や転職、開業を目指しても良いでしょう。受講者からは、食育を学び始めてから市の料理コンテストで優秀賞をとり、仕事の誘いにつながったとの報告もあります。学んだことはすぐに実践し、社会貢献や仕事につなげていくことが推奨されます。

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