子どもに伝えたい!家庭でできる食育とは

約 1 分

朝食は昼食とのバランスが大切

最近は多くの家庭が夫婦共働きであったり、単身世帯・二人世帯の急増だったりと、朝は何かと忙しく過ごしているため、手間をかけた朝食を作ることができません。そんな時は、昼食で摂取しない食材を朝食にとり入れると良いでしょう。

食事は主食・副菜・主菜・乳製品・果物といった構成になっています。そのため、昼食にご飯と野菜、お肉を食べるのであれば、朝食に乳製品と果物をとり入れる、といった形にすると食事のバランスをうまくとることができるのです。

心身の状態で朝食を考える

バランスが大切とはいえ、子どもが朝起きた時の体調や気分によって朝食に変化をつけてあげることも大切です。

体がだるいのにがっつり系の丼を出されたら食欲が失せますし、寒気がするのにキンキンに冷えた果物ジュースを出されてしまったら辛いですよね。

子どもが朝起きてきたら体調や気分を聞いて、だるい時はこの料理、眠気が取れない時はこの料理、といったように日頃からレシピを考えておくと良いでしょう。朝食は親から子どもへの「処方箋」でもあるのです。

お弁当は親から子へのメッセージ

お弁当を作るときは子どものことを想いながら、美味しく食べてくれるところを想像しながら作ります。文字を書くわけではないけれど、食を通して親から子どもへ想いを伝えるメッセージのようですよね。

「昨日サッカーの試合で勝ったから、今日は好物を入れてあげよう」「最近ちょっと落ち込み気味だったから、優しい色合いのお弁当にしよう」といったように、離れていても親と子どもがコミュニケーションを図ることができます。

さらに、お弁当を詰める際に細菌が繁殖しないよう衛生管理に努め、冷めても美味しく食べられるよう塩味・甘味を強くするなどといった親からの見えない愛情も感じることができるでしょう。

見た目を気にして本質を忘れていないか

最近はキャラ弁に力を入れる親も多いですが、ここで大切なのは「お弁当の本質を忘れていないか」ということです。

可愛い見た目のお弁当に子どもたちは喜ぶことと思いますが、栄養バランスが偏りすぎていたり、キャラクターの顔を作るのに何度も手で食材に触っていたりと、衛生面の心配があります。

かといって煮物やハンバーグなど茶色一色のお弁当よりも、カラフルなお弁当の方が子どもには好まれることが多いです。彩りを考えたり、食材の切り方を変えたりするだけでも見た目が華やかになりますよ。

子どもに与えるおやつの役割を考える

おやつは甘いものやお菓子とつい考えがちですが、最近は「捕食」として考えている家庭も多いのではないでしょうか。筆者も子どもの健診の際に「足りていない栄養素を補うことを目的に」おやつをあげるよう先生から指導されました。

また、家庭の事情で夕食の時間が遅くなってしまう場合は、おやつを1回の食事としてカウントし、野菜を使った手作りのパンケーキやおにぎり、ファストフードなどで空腹を満たすこともあるようです。

このように、現代の子どものおやつには、栄養バランスを補うということや食事の代用といった役割が大きいのです。

おやつをエサの代わりにしていないか

時期によっては、子どもがいうことを聞かなくて困っていたり、子どもにまとわりつかれて家事がはかどらなくて困っていたりといったこともありますよね。そんな時、「おやつをあげるから静かにしなさい」なんて、おやつをエサとして利用するのは絶対にいけません。

これを続けていくと、1日1回だったおやつが2回、3回と増えていき、お腹がいっぱいで夕食が食べられない、なんてこともあるのです。これでは親も頭を抱えてしまい、悪循環になります。食を通した躾は、おやつでも手を抜いてはいけません。

夕食は家族のコミュニケーションの場

1日の食事の中で、家族全員が同じ食卓につくことが多いのは夕食ではないでしょうか。ご飯を食べる中で今日あった出来事や最近はまっていることなど、日常の話が自然と口から出ます。

子どもが思春期を迎えると大人を鬱陶しく感じてしまうこともありますが、一緒に食事をとることが接点を持つきっかけとなるのです。

1日の不足した栄養素を夕食で補う

夕食は、朝・昼・おやつに食べたものから足りない栄養素を考慮して作りましょう。時間がなくて朝食を抜いてしまった、お昼ご飯に高カロリーなものを食べてしまった、なんてことがあっても、夕食時に不足分を補うことで健康的な食生活を送ることができるのです。

逆に夕食で調整することができれば、食べたいものを我慢しなければならない、なんてこともありません。

まとめ

子どもへの躾は、食事から伝わることもたくさんあります。家族全員の食事に気を使うことは簡単なことではありませんが、できることから少しずつ始めていきましょう。

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