食育~三大栄養素を知ろう~

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食育~三大栄養素を知ろう~

食育として、食材を知る事、栄養素を知る事は、正しく情報を選択する力を身に着ける事につながります。

三大栄養素として、糖質、たんぱく質、脂質があります。これらは体のエネルギーになります。

糖質

糖質は、食物繊維と合わせて炭水化物と呼ばれています。米や麦などの穀物類に含まれる主成分で。エネルギーとして利用される大切な栄養素です。活動するエネルギーの割合をみると、糖質1グラムにつき4キロカロリーのエネルギーを供給し、総エネルギーの50~65%が炭水化物によるものなので、炭水化物の摂取が減ると比例して総エネルギーの量も減っていきます。主にエネルギー源として扱われる糖質は基本的に、人類を含む動物の体内にはほんのわずかしか存在しません。その為、植物が光合成で作り上げたでんぷんなどの糖質をエネルギー源として摂取しています。

食事によって取り入れた炭水化物は糖質して分解、吸収されます。その後、最終的にはブドウ糖となって分解され、血液を通って各細胞へと運ばれていきます。同じようにエネルギー源となる脂質よりも分解、吸収がはやいので、素早くエネルギーとして扱う事ができます。

しかしこの炭水化物の過剰摂取は肥満につながります。体内にたまったブドウ糖は脂肪と合成されて蓄えられていきます。必要量の脂肪なら大丈夫なのですが、過剰摂取によってその量が膨大なものになった時、肥満を招きます。他にも果物や砂糖に含まれる加藤は大量に摂取すると肝臓に蓄積され、高中性脂肪血症や高尿酸血症などの症状を引き起こす可能性が出てきます。また、ショ糖は虫歯の原因になったりと多くの場所で症状が出ています。反対に、炭水化物が不足すると、エネルギー不足を補う為に体たんぱく質や体脂肪を分解してエネルギー源にします。この状態が続くと筋肉が減少したり、体脂肪の低下によってケトン血症などの症状が現れます。

また脳や神経組織にとってブドウ糖は唯一のエネルギー源になる為、毎日の摂取が必要です。近年糖質の摂りすぎが肥満につながる為、糖質を抜く方が増えていますが、かえって体を壊しかねません、摂取量を調節して食べれば問題はないので、上手に取り入れましょう。

脂質

脂質は1グラムにつき9キロカロリーのエネルギーを生み出し、糖質の約2倍ものエネルギーを生み出します。ですが人体のエネルギーとして使われる割合はそうエネルギーの2~3割なので、実際の摂取量は炭水化物より少ない量になります。

そしてエネルギーになるだけでなく、細胞膜や核酸、神経組織などの構造の主成分となる重要な成分です。他にも脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがあります。

少ない量で多くのエネルギーを持っている異質ですが、過剰に摂取するとエネルギーを消化しきれず肥満を引き起こしてしまいます。摂取エネルギーのうち、脂質のエネルギーが3割を超える生活を送っていると糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などの症状が起こりやすくなります。このような生活習慣をはじめ、それでも食習慣をあらためなかった場合、大腸癌や乳癌等、体のいたるところで癌が発症してしまう事例も出てきています。

逆に不足してしまうと、エネルギー不足になる他、血管や細胞膜を補強する事ができず、血圧に耐え切れなくなった血管が破裂して脳出血を起こしてしまうリスクが高まります。

液状の脂をマーガリンなどの固形脂に変えるときにトランス脂肪酸が発生します。トランス脂肪酸は海外では規制されている油ですが、日本ではまだ規制されず多くの人がマーガリンやショートニング等、体の材料にするのはおすすめではない油を食べています。体の材料になる油の質にはこだわりを持つようにしましょう。

たんぱく質

たんぱく質は筋肉や臓器など、体を構成するとても重要な成分です。摂取したたんぱく質は命にかかわる部分である心臓、脳、内臓、筋肉、そして外側の肌や髪に使われます。

しかし糖質や脂質のように貯蔵する事ができません。その為過剰に摂取した分は尿と一緒に排出されます。逆に不足した場合、新しく筋肉などを構成する事ができず、不足した部分を他の筋肉から分解して補おうとします。しかし使い古した栄養素である為、体力や免疫力が低下します。

他にも血管が弱くなって脳卒中の危険も考えられ、成長期で多くのたんぱく質を必要とする子どもの場合は成長障害を起こす可能性もあります。

食材中に含まれるたんぱく質量を学び、日々の食事に取り入れましょう。

私達の体に必要不可欠な三大栄養素です。正しく知り、過剰摂取は控え、しかし不足しないように気を付けるだけでも変わります。糖質は摂りすぎず、酸化油は使用せず、動物性1:植物性2の割合でたんぱく質を摂取するのがおすすめです。

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