3時のおやつ、お菓子作りは食育に

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3時のおやつ、お菓子作りは食育に

昔から、「3時のおやつ」といいますが、おやつは、漢字で「御八つ」と書きます。そしてその由来は午後2時から4時までの時間をさす江戸時代の言葉「八つ時」(やつどき)という言葉からきています。

また、なぜ3時なのかというと、1日の中で、食べた物が最も脂肪になりにくい時間帯の為です。脂肪細胞に脂肪を溜め込む働きをするタンパク質であるBMAL1(ビーマルワン)は、午後3時頃に最も数が少なく、午後10時以降になると数が多くなります。脂肪を貯めこまずに栄養を吸収できるこの時間帯に間食が進められています。

朝、昼、夕の3食をきちんととることが基本として、足りない栄養素を補う役割をもつ3時のおやつを有効的にとりいれましょう。

食育において、親子で料理をする事は豊かな食体験になります。

わくわくお菓子作り

「お菓子作り」としてイメージされるのは、クッキーやケーキ、パンケーキなどの甘いものが多いでしょう。しかし、ポテトチップスなどのしょっぱいものも家庭で簡単に作る事が出来ます。子どもによって好みが異なるので、子どもが好きな系統のお菓子を作ってあげましょう。

まずはじめに、料理をする際はきちんと手を洗います。衛生面から伝えていきましょう。「おなかが痛くなってしまうからね。」と理由も伝えます。

次に、ざっと調理の工程を伝えます。全体の流れを把握する事で、ゴールが明確になるので、子どもが作業に取り組みやすくなります。

そして調理開始です。危険なもの以外は子どもに実際に触れさせましょう。食材に触れる事、そして調理器具に触れる事で、子どもの好奇心を掻き立てます。食に関心を深めさせる為には、実際に触れさせる事が一番の近道になります。「おいしくなるかな。」と出来上がりが楽しみになるように沢山会話を盛り込む事で、子どもはその調理がさらに楽しくなります。

最後に、出来上がったお菓子は、みんなで一緒に食べます。ねぎらい、「おいしいね。」を共有する事は、楽しい食体験になり、生涯大切な記憶として残ります。

このように、一緒にお菓子作りをする事は絆を深めることにも繋がります。幼少期に孤食など、食事のコミュニケーションが少ないと、その子どもは大人になっても食への関心が低い傾向があります。その結果、栄養バランスの乱れを引き起こし生活習慣病を招く事になりかねません。なので、子ども時代にできるだけたくさん食に関してのコミュニケーションをとりましょう。そのひとつとして、料理のお手伝いをしてもらう事はとても大きく、お菓子作りは取り組みやすいものになっています。

おすすめおやつとお菓子

低脂肪のヨーグルトやチーズ類、食物繊維の多いドライフルーツやビタミンEが豊富なナッツや甘栗、ビタミンやミネラルが多く消化もよい果物や野菜を積極的にとりいれましょう。

お菓子作りは、上記の食材を取り入れたものがおすすめです。ドライフルーツ入りのケーキや果物のゼリーなど、食材に合わせて色々なものを作る事ができます。
また食育の観点から、旬の野菜や果物を使用する事をおすすめします。調理中は食材についての知識と関心が深まる絶好のチャンスです。積極的にお菓子作りを楽しみましょう。

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