歯磨きは食育のひとつ

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歯磨きは食育のひとつ

私達は食べ物を歯で噛んで細かくし、吸収しやすい状態にして体内に取り込みます。食育のひとつに、「おいしく楽しく食事をすること」があります。そのうえで歯の健康が大切だという事は言うまでもありません。

子どものころから正しい歯磨き方法を身に着け、生涯健康な歯で食事をおいしくとれるようにしましょう。

母体からの歯づくり

歯は、母体にいる間から影響を受け、作られます。母体の栄養摂取や健康状態、口腔内の状況は、胎児の発育に大きな影響を及ぼします。歯や口腔は母体にいるうちに形成されていくのです。

その為、食育のうえでも基本ですが、規則正しい生活、そしてカルシウムや鉄分を十分にとったバランスのとれた食事、口の衛生や健康状態などに気をつけましょう。母体が栄養を十分に摂取できないと、赤ちゃんの発育の為に、母体は自分自身の骨や歯などからカルシウムを胎児の発育の為に使用します。その結果、母体に必要な栄養が不足し、産前産後の不調を引き起こしてしまいます。そうならない為にも、母体は十分な栄養をとる事が大切です。

食事と歯磨き

乳幼児期は、食べ物を口に取り込む、噛む、のみ込む、など、食べる事を学び会得していく時期です。口の動かし方の変化や歯の生え方などをよく観察して、それに応じて母乳やミルクから離乳食、通常の食事へと段階的に進めて行きましょう。

歯科の乳幼児の為の歯の講座は、各地域の自治体、歯医者で行われているので、積極的に参加する事がおすすめです。また、早い子は生後半年くらいから、歯が生え始めます。歯が生えてからは歯磨きの習慣をつけましょう。また、この時期からかかりつけ医を決めて、定期健診やフッ素塗布などもはじめると効果的です。年齢や歯の成長段階に応じたブラッシング法の指導もしてもらえます。

歯磨きは最初は保護者がしますが、成長につれて自分で行うように促します。幼児期は保護者が仕上げ磨き、小学生低学年では、磨き残しチェックをして補助をします。食事を楽しく食べる工夫をするのと同じように、歯磨きの時間も楽しくなるよう工夫し、また虫歯や歯周病について知る事が大切です。歯磨きを習慣づけましょう。

そして、周囲の人間から虫歯が感染しないように、口移し、噛み与え、スプーンやフォークの共有などは止めましょう。保護者の方の口腔内も清潔に保ち感染リスクを低くし、子ども達の模範となる事が大切です。

噛む力をつくる食事

噛む力を発達させるための食生活として、「よく噛む」習慣をつけるために、やわらかいものばかりでなく、沢山噛まなければならないような、固い食材を積極的に食事に取り入れましょう。木の実や煮干しなどがおすすめです。そして玄米、野菜など食物繊維が多いもの、きのこ類などもバランスよく摂取し、栄養バランスを整えましょう。この「よく噛む」習慣は、歯周病や虫歯の予防、歯並びをよくするなどの効果や、よく噛む事で満腹中枢を刺激でき、ダイエットに繋がる他、脳の活性化にも繋がります。

幼い頃から、食育を通して歯の健康に関心を持つことが、大人になっても歯とからだを大切にする意識となり、その意識が健康を保ち、おいしく楽しい生活を送ることにつながります。

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