子供の虫歯は食事の間隔が原因!幼児期のダラダラ食べは要注意!

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子供の虫歯は食事の間隔が原因!幼児期のダラダラ食べは要注意!

・虫歯が作られてしまうメカニズム

最初に、どのようにして虫歯が作られてしまうのかを知っておきましょう。食後の口の中を見てみると、甘い食べカスが多く残っています。さっそく虫歯菌がこの食べカスから糖分を取り込んでしまい、ネバネバ物質を出して歯垢を作ってしまうのです。歯垢とは細菌のかたまりのことで、歯の表面がザラザラしている状態のことを示しています。その後、歯垢の中にいる虫歯菌が酸を発生させていきます。歯のエナメル質が酸からの攻撃を受けることで歯が溶かされてしまうのです。これを、脱灰といいます。このような歯が溶かされた状態が長く続くことで、虫歯が出来上がってしまうのです。これらのことから、口の中が酸性の状態に置かれている状況が虫歯の原因であることが分かります。

・唾液の作用を利用して虫歯予防に繋げよう

食事をしていない時の口の中の状態は、中性になっています。しかし、上記のメカニズムに記したように、食事をすることで口の中は酸性に変わってしまうのです。これを再び中性の状態に引き戻してくれるのが、他でもない唾液の働きによるものなのです。唾液の中のカルシウムが溶かされてしまった歯に再び沈着して修復することで、元通りの歯に戻してくれるのです。これを、歯の再石灰化といいます。

・食事の間隔とは

上記に記した、脱灰と再石灰化のバランスについて考えてみたいと思います。食事をすることで歯が溶かされてしまった状態が脱灰、そして食事をせずに唾液によって歯が修復されている状態が再石灰化です。この脱灰と再石灰化のバランス、つまりは食事の間隔が虫歯予防においてとても大切になります。食事の間隔がきちんと空いていないと、再石灰化の時間が十分に取れないため口の中が常に酸性の状態になってしまいます。食事の間隔は、1時間半以上あけることがオススメです。そうすることで脱灰と再石灰化の良いバランスを保つことができます。

・子供のダラダラ食べは要注意

ごはんを食べるのに1時間以上かかってしまう,食べながら遊んでしまう,1食に食べる量や時間は少ないけれどもまたすぐに食べたがるという子供は、少なくないと思います。このような食べ方、いわゆるダラダラ食べをしてしまう子供は、口の中が常に脱灰状態にあることから、虫歯ができてしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

・ダラダラ食べの対策法

子供のタイプによって向き不向きがありますが、いくつか対策法を紹介します。

○食事の時間はテレビを消す テレビがついているとついつい見入ってしまい、手が止まってしまう子供が多くいます。食事の時はテレビを消して、会話を楽しみつつ食べることに集中させましょう。

○時間を決める 食べ始める前に、~時までに食べようと決めると良いでしょう。まだ時計が読めない場合には、長い針が●の数字になるまでなどと表現すると伝わります。

○苦手な物から食べるように勧める あえて苦手な物から勧めることで、好きな物が食べたいからということで苦手な物を早く片付けようという意識が働きます。自然に食事時間全体が短くなります。

○1食の中で必ず1品は好きなメニューにしてあげる このようにしてあげることで、子供の食事への興味と意欲が高まります。

・まとめ

子供の虫歯リスクを少しでも減らし、健康な歯を保ちましょう。

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