野菜嫌いの子供のために 幼児期の緑黄色野菜嫌いの克服方法

約 1 分

・緑黄色野菜とは

緑黄色野菜とは、原則として100g当たりのカロテン含有量が600μg以上の野菜と定義されています。色によっての定義などはありませんが、一般的に色が濃い野菜が多くなっています。そのせいもあってか、子供にとってはあまり好まれない野菜が数多くあります。

食卓への登場が多い緑黄色野菜としては、アスパラ,いんげん,かぼちゃ,小松菜,チンゲン菜,トマト,ニラ,にんじん,ブロッコリー,ほうれん草,水菜などが挙げられます。

・緑黄色野菜不足が子供に与える影響

野菜には緑黄色野菜と淡色野菜がありますが、主に緑黄色野菜が不足すると子供の成長に様々な支障をきたしてしまうことになります。

○身長や体重が伸びにくくなる 身長を伸ばすためにはカルシウムが大切=乳製品が大切というのは基本にありますが、緑黄色野菜にもカルシウムの他にビタミンやミネラルも多く含まれているので、様々な栄養素をバランス良く摂取できるのです。子供の成長にとってバランスというのはとても大切になります。

○落ち着きがなくなる 主に緑黄色野菜が不足すると、情緒面や精神面が不安定になりがちで、且つ脳の発達にも影響が出てきてしまう恐れがあります。これらのことから、イライラしやすかったり落ち着きがなくなってしまうことに繋がります。

○風邪をひきやすくなる 緑黄色野菜に豊富に含まれているβ-カロテンの多くはビタミンAに変換されます。そのため緑黄色野菜不足は、ビタミンA不足に繋がるのです。そのため不足すると細菌やウイルスに対する抵抗力が低下してしまい、風邪などをひきやすくなってしまうのです。

・緑黄色野菜を食べやすくしよう

緑黄色野菜だけでなく多くの野菜類は、そのままだと苦みや渋みがあり他に香りが苦手という子供は多くいると思います。そんな子供にとって少しでも食べやすくなる調理法を紹介します。

○好みの調味料と合わせる 生野菜の方が栄養素が損なわれないというのは事実です。生野菜のままで食べられそうな場合は、好みの調味料と合わせてしまいましょう。ドレッシング,マヨネーズ,ケチャップなどは子供には人気があります。

○加熱してスープや煮物などに加える 加熱することで栄養素が損なわれてしまうことは否めませんが、その分カサは減るので生野菜より多くの量を摂取することができます。

○卵と一緒に調理する 卵と一緒に調理することで、味がマイルドになり食べやすくなります。さらに卵はスーパーフードと言われていてほとんどの栄養素を豊富に含んでいるので、全体的に栄養価がアップして一石二鳥です。

○肉,魚と一緒に調理する 野菜本来の苦みなどが気にならなくなり、子供にとっても食べやすくなります。さらに肉,魚と合わせることでたんぱく質摂取量がアップします。

・緑黄色野菜の苦手克服レシピ

子供が食べやすい緑黄色野菜を使ったレシピを紹介します。

○ベーコンのアスパラ(又はいんげん)巻き 子供が大好きなベーコンでアスパラを巻いて、軽く塩こしょうをして焼きます。食べやすいので、お弁当などにも向いています。

○牛肉とチンゲン菜の炒め物 鶏がらスープの素を使うことで、中華風に仕上げます。にんじんも加えて、栄養価も色合いもアップさせましょう。牛肉と一緒に炒めることで、避けがちなチンゲン菜も食べられちゃいます。

○キッシュ 冷凍パイシートを使うことで、手軽に作れます。ほうれん草,かぼちゃ,トマトなどを入れることによって、β-カロテンをたくさん摂取できます。チーズなどをプラスすることで、子供にとってはさらに食べやすくなります。

・まとめ

少しの工夫で、子供にとって緑黄色野菜がとても食べやすくなります。β‐カロテンをたくさん摂取して、成長の基盤を作りましょう。

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