クッキング保育による保育園での食育

約 1 分
クッキング保育による保育園での食育

食育推進は保育園でも積極的

できるだけ幼いころから食について接する機会を設けて、興味関心を持てる子供に育てることが重要です。特に近年では、生活習慣病も広く認知されるほど馴染みのあるものとなってしまいました。生活リズムを正し、確かな食への知識を持つことで、健全な心身を育むことができるのです。生活水準は向上し、日本は世界でも有数の長寿国となりましたが、その長い寿命を健康に過ごすことが大切です。そのためには食生活の乱れがないように配慮しなくてはなりません。小学校や中学校、そして保育園においてもこの食育推進運動は活発に行われ、多種多様な施策がなされています。

クッキング保育とは

食育推進の流れが強くなり保育園各々の食育方法が確立されてきました。保育園の設備などの環境の違いから、できることとできないことが分かれてきますが、野菜の栽培をしているような園もあります。また地域交流を積極的にしている園もあります。それぞれの地域性を活かすことで食文化の理解も進み、伝統料理の継承にも繋がってきます。多くの活動の中で園児による調理体験を行っている保育園も出てきました。この活動が注目されてきて、「クッキング保育」という言葉もでき、一般に周知されてきています。このクッキング保育とは、子供が自分たちで調理をし、実際に食べることを体験するという食育活動です。

クッキング保育のねらい

自分で調理をするということは食材に触れ、食への知識と技術を身につけることになります。より食への関心を高めることにもなりますし、自らが作ったものであれば好き嫌いなく食べることもあり、食べず嫌いの改善にも効果が期待できます。また日常では待っていれば親がご飯を作ってくれて、食べることができるという家庭が多いです。調理体験をすると調理をすることの大変さを知り、食事への感謝の念を感じるようになります。調理に限ることではありませんが、実際に肌に触れて体を動かして体験するということは、まさに体にしみ込むように吸収し、感性を磨くことができるのです。

クッキング保育の注意点

調理体験は効果的に行えばとても有意義な活動になり得ますが、注意点も多く、指導者は配慮しなくてはならない点が多々あります。例えば調理器具について正しい方法を教え、危ない状況にならないようにしなくてはなりません。また、特にきちんと指導する必要があるのは衛生面です。調理前にはしっかりと手を洗うこと、エプロンや帽子を身につけ食中毒には十分気を付けなくてはなりません。このことは、体験中の事故を減らす目的以外にも、今後の食事マナーの勉強にもなります。自分が作るとき以外にも、食事の際には石鹸をつけてしっかりと手を洗うことは必要だからです。もうひとつシビアな問題としてアレルギーの有無があります。食物アレルギーを持つ子供がいることもあるため注意をしないと命に関わることもあります。まずはしっかりと子供たちの状況を把握し、調理ができる状態なのか、ケガをしてしまうような調理場になっていないか、子供目線になって考えることも時には必要です。

十分に配慮をすればとても良い経験になる

幼少期の経験は将来に影響を与えることもあります。今回のクッキング保育に関しても、その体験を通して食への正しい知識を身につけようという意欲をわき起こすことができるかもしれません。

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


食育の最近の投稿

食育推進基本計画とは
私達は、生きる為に食事をし、栄養を摂り、命を繋いできました。しかし近年、食の外部化や多様化、脂質や糖質の過剰摂取や野菜不足が深刻になっています。 日々の忙しい生活の中で食の大切さに対する意識が希薄になり、健全な食生活が失われつつあります。 ...
子どもと遊びを通じて食育する
目次遊びで食育する子供に伝えたい習慣・「食事」とは何か食べるということを考える食べることは命をいただくということ遊びの時間を見直そう 遊びで食育する 食育というと食事に関心が向きがちですが、子供にとって食べること・遊ぶことは生活そのものです...
地産地消で食文化を守る食育
目次地産地消とは何か地元特産品の見直し子どもたちに伝えよう!郷土料理食品の鮮度・産地・旬を知る 地産地消とは何か 地産地消とは、地元で生産されたものを地元で消費するということです。食育として子供たちに地元で収穫される農作物や農業に関心を持ち...
食育で実践!偏食予防しよう!
目次偏食好きなものばかり食べる(ばっかり食べ)嫌いなものを食べない偏食対策偏食を予防するための食育実践方法 偏食 偏食とは好きなものばかり食べる、嫌いなものは食べない等の理由により食べる食品に偏りがうまれ、健康上の問題が生じることをいいます...
More