保育園での食育の取り組み

約 1 分

食への意識改善

日本全体の食への接し方が変貌しているため、今、あらゆる年代への食生活の見直しが必要とされています。食育基本法ではそのことを目的とし、その翌年に作成された食育推進基本計画ではそれぞれの目標に合わせた活動内容がまとめられています。食問題は多岐にわたるもので、まず人体に直接影響を及ぼす栄養バランスの偏りが取り上げられます。医療の発達によって治すことのできる病気が増え、昔では重病であったものも大した問題にならなくなっています。サプリや健康食品等も発売されている一方で食事のバランスが取れていない生活を継続している人も多く出てきました。食育推進運動によって人々の意識改善は進められ、バランスよく食べられるような弁当ができるなど、少しずつ改良へむけて動いていますが、こういったものを利用する人はそもそも食への意識ができており、生活習慣病にかかってしまうことは少ないのです。つまり正しい食生活への関心がない人ほど問題が発生してくることとなり、両極化してしまうのです。そのため食育推進基本計画では国民一人一人の関心を高めることが重要視され、そのために活動が実施されています。

子供への食育

一口に関心の向上へ向けた運動といっても、人それぞれ効果的なやり方は違います。同様にそれぞれが抱える食問題も異なっています。全人口において状況を把握することは不可能ですが、おおよそ年代によって傾向が分かれてくるためその対処法についても考慮はしやすくなります。しかしこうした問題が発生する前の段階で予防しておけば何も問題はなく労力も費やさずに済みます。あらゆる問題の予防と、そして関心を高めるためにも子供への食育は重要性が高いです。子供のうちは吸収率も高く柔軟な思考ができるため食育の効果はより期待できるのです。

保育園での取り組み

具体的な子供への食育は、家庭及び保育園等で行われます。家庭では親の食育への関心や考え方によって個性が分かれることになりますが、保育園ではある程度画一的に食育を実施することが可能です。園によって特色は異なりますが、基礎的な部分では共通している内容が多いでのす。そして家庭と最も違う点は、集団生活という状況です。社会に出たとき、またそれ以前においても様々な状況で、集団での食事の場は存在します。そのときに常識のない行動をしていたのでは生きにくいです。保育園では集団生活での食を通して食事作法やマナー、そして食文化なども学んでいくのです。また今後の食問題を発生させないためにも、食に対して関心を持ってもらうことが大切です。そのために楽しく食事ができるような環境を提供してあげること、そして自ら意欲的に食に関わろうとするように工夫してあげることが必要です。保育園では食に関してこうした配慮を行い、計画的に食育を実施しています。またこの年代における注意点として、個人差や成長具合によって子供の状態が大きく変わってくるということがあります。小さい子供ほどその傾向は顕著で、0歳児では月ごとにできることの幅が広がり体の成長も早いです。そのため年間計画を立てた上で臨機応変に対応していくことが望ましいのです。

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