保育園での食育を参考にしてみよう

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保育園での食育を参考にしてみよう

平成17年に施行された「食育基本法」に基づき、翌年に制定された食育推進会議において「食育推進基本計画」が決定され、この中にある「学校、保育所等における食育の推進」において、幼児に向けた食育の進め方や考え方などが初めて示されました。

保育園と幼稚園の違い

保育園と幼稚園では管轄する省庁が違うということはご存知の方が多いかもしれませんね。
保育園は厚生労働省の「福祉施設」であり、幼稚園は文部科学省の「教育施設」です。
保育園というのは同じ未就学児が通う園、幼稚園と比べると0歳児から入園できるという特徴を持っています。(幼稚園は園にもよりますが3年保育で3歳からが基本です)
また、保育時間も幼稚園に比べるとかなり長時間になります。
そのため、保育園では昼食後にお昼寝の時間を設けて、より家庭に近い環境で子どもたちが過ごせるようなカリキュラムになっています。
いわば、保育園に通う子どもたちにとっては保育園が一日の大半を過ごす家庭と同じだということですね。(一方幼稚園は「学びの場」としての位置づけであり、お昼寝などの休息は各家庭で、というのが基本になります。)

幼児期の重要性

「三つ子の魂、百まで」のことわざにあるように、まだ言葉を上手に話せない年齢の子どもたちが、この時期に学び吸収することは、その子どもたちが大人になって年を老いてからも大きな影響をもつといわれています。
子育てに関する書籍を探しに書店の棚を眺めると「3歳からの」「3歳までの」など、幼児期に親が教えると有効である子育てのメソッドがつまった本をたくさん見つけることができます。
まさにこの「3歳」を中心とした年齢の子どもたちが家庭と同じように過ごす場所としての保育園は、子どもたちの成長において多くの責任を担っているといえるでしょう。

保育機関においての食育

平成23年(2011年)に決定された「第2次食育推進基本計画」では、「子どもが楽しく食について学ぶことが出来るような積極的な取り組みがなされるよう施策を講じる」ことを保護者や教育関係者の役割として示しています。
色々なことに興味を持ち吸収するこの時期の子どもたちへは、机の上での「学び」ではなく、できるだけ屋外に出て自然の中で、遊びの要素を持った取り組みが望ましいとされており、多くの保育園で野菜栽培などの方法で実践しています。

家庭での食育も同じこと

子どもが小さなうちから野菜嫌いを直したい、マナーを教えたい、と考えている親御さんはたくさんいます。
もしテーブルの上での「学び」に子どもが飽きてしまったり、興味を持たないようなら、保育園のやり方と同様に、外に出てみましょう。
ベランダにプランターを用意してミニ菜園を作ることもできますし、スーパーマーケットに買い物に出かけるだけでも楽しく野菜の名前を覚えることができます。
週末に時間が出来たら、その季節の旬の果物や野菜が出来ている場所に家族で出かけるのもおすすめです。お店や家の中で見る野菜が、どんな形で畑にあるのかを発見することは子どもの好奇心を刺激します。
私たちにとって大切な「食」について、保育園での取り組みを参考に家庭でも取り組んでみたらいかがでしょうか。
難しいことは考えず、「食を楽しむ」ということだけで、それは立派な食育なのです。

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