保育園に通う年齢が野菜嫌いをなくすベストタイミング

約 1 分

子どもを持つ多くの母親の悩みのひとつが、子どもの野菜嫌いだと思います。
また、最近は大人自身が苦手な野菜を多く持ち、偏食に困っている人も多く見受けられます。
野菜を食べられなくて困るのは、実は子どもだけではないのです。
このような食の傾向は、ほぼ保育園に行く子どもたちの年齢のうちに培われ、大人に近づくにつれて変えるのが難しくなります。
この時期に多くの野菜を食べられるようになる機会を持てた人は、年をとった時にもバランスの取れた食生活を実践することができるということが、様々な分野の研究結果からもわかってきています。
そのため、多くの保育園で、子どもたちが色々な野菜を食べられるような取り組みを実践しています。

給食のメリット

保育園に通う子どもたちが毎日一緒に食べる昼食は、まさに食育の場です。
幼稚園などでは家庭で作ったお弁当を食べている園も多くありますが、基本的に公立、認可保育園は給食が義務付けられています。
給食を食べることのメリットはいくつもあります。

まず、家庭以外の味を覚えること。
自分の好き嫌いや、それぞれの家庭の好みは関係なく出される給食は、食事には色々な味があることに気づく機会になります。
また、同じ食材も家庭とは違った調理方法や味付けで出されるので、苦手なものにも挑戦していくことができます。

そして、みんなで同じものを食べること。
最近、家族であっても同じ食卓の上で違う物を食べている家庭が多いようです。
ファミリーレストランなどがよい例ですが、それぞれが食べたいものを同じ食卓の上で個々に食べるという傾向です。
大人からしてみれば、少し苦みや辛味のあるものを食べたい場合、子どもとメニューを分けることで、それを実現することができます。子どもからみれば、好きな味のものだけを食べられることになります。
一見、賢いやり方のようですが、このような食事を続けることで、子どもは自分が出会ったことのない味や食材に触れる機会が少なくなります。子どもが苦手とする野菜などは最もその影響を受け、その結果、子どもの野菜嫌いが加速してきたと考えられています。

大勢で食べるということのメリット

この年齢の子どもたちは、常に友だちのことを意識しています。
〇〇君はピーマンも食べられた。
〇〇ちゃんはトマトも食べられる。
など、負けたくない、自分も食べられる、という競争意識を持つことで、苦手な野菜を克服するという話はよく聞きます。
そして、一番大切なのが、多くの人と一緒に食事をすることです。
最近、独りで食事をすることに抵抗がない子どもたちが増えているようです。これは年齢が上がるほど、その傾向があります。
両親の共働きや塾や習い事で、夕飯を家族と一緒にとれない子どもたちが増え、家族で食卓を囲むことがあたりまえではなくなっている現実があるようです。
このように独りで食事をすることに慣れてしまうと、自分の好きなものばかりを食べたり、テレビなどを見ながらの食事が増え、食事に対する関心が薄れてしまいます。
食事は「おいしい気持ち」と「楽しい気持ち」を分け合うものだということを、幼いころから教えていくことが、野菜嫌いを直す方法のひとつだといえるかもしれません。

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