幼稚園における食育とは

約 1 分
幼稚園における食育とは

幼稚園における食育は保育所の指針が基本

厚生労働省が報告した「保育所における食育に関する指針」によると、

お腹の空くリズムのもてる子ども

食べたいもの、好きなものが増える子ども

一緒に食べたい人がいる子ども

食事づくり、準備にかかわる子ども

食べ物を話題にする子ども

以上の5つの項目が、保育園での食育目標とされています。

また、厚生労働省が報告した「食を通じた子どもの健全育成(−いわゆる「食育」の視点から−)のあり方に関する検討会」にある、発達・発育過程に応じて育てたい”食べる力”によると、

おなかがすくリズムがもてる

食べたいもの、好きなものが増える

家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう

栽培、収穫、調理を通して、食べ物に触れ始める

食べ物や身体のことを話題にする

以上5つの項目が幼児期の食育目標とされています。

このことから見ても、幼稚園における食育活動は、保育園のものとさほど変わりないことがわかります。それぞれの項目をさらに掘り下げてみてみましょう。

おなかがすくリズムがもてる

お腹を空かせるということは、基本的にはよく運動をするということです。しかし、子どもにも個人差があるため、2時間程度の運動ではお腹が空かない子もいればたった30分走り回っただけでお腹が空くという子もいるということです。これとは逆に、外に連れ出すのが億劫で運動不足になっている子どもも中にはいます。お腹が空くリズムを持つためには、適度な運動ができるよう促すことが重要です。

また、”テレビを見ながら”や、”遊びながら”などの「ながら食べ」は、だらだらと食べ続ける原因です。例えば30分で切り上げるはずだったのに、ながら食べが原因で2時間、3時間にも及ぶこともあります。これではご飯の時間になってもお腹が空きませんよね。また、ながら食べは食べた気がしないと感じる場合もあります。

幼稚園ではこうした悪循環を断ち切ることができるよう生活リズムを整えて過ごしますが、家庭でも気をつけるよう注意しましょう。

食べたいもの、好きなものが増える

幼稚園へ通うようになると、家では食べなかったものも幼稚園では食べられる、という現象が起こります。これは周りの友達と一緒に食べるという行為が効果を発揮しているのです。

これを機会に家庭でも色んな食材を使って味覚の幅を広げてあげましょう。特にその地域の旬のものは体にも良いのでぜひ活用してください。

家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わう

家族と一緒にする食事には、「食べたくない」「この野菜嫌い」などと甘えがつきものですが、幼稚園で友達と一緒に食べるご飯はなぜかおいしく感じるものです。食べる楽しさを知るということは、食育の基本中の基本。楽しく食べて食への興味・関心を引き出しましょう。

栽培、収穫、調理を通して、食べ物に触れはじめる

さつまいも狩り、りんご狩り、お米の収穫、トマトの栽培、クッキング授業など、幼稚園では食べ物に触れる機会をたくさん作ってくれます。一番食育に良いのは、自分で育てて収穫し、調理をする段階まで一通り行うこと。食べ物を育てることの大変さ、収穫した時の喜び、調理をしてもらえるありがたさ、全てを身を以て体験することができるのです。

プランターや畑がなくても、人参や大根の葉を器で育ててお味噌汁に入れたり、貝割れ大根や豆苗を再収穫したりと、家庭でも栽培と収穫、調理の体験は手軽にできますよ。

食べ物や身体のことを話題にする

幼稚園児が話してくれる内容って、アニメのことだったりお友達のことだったり、幼稚園であったことだったり・・食べ物や身体のことを話題にできる場って一体どこでしょうか。

そう考えた時に、一番手っ取り早い方法が絵本でした。最近は食育の絵本ってたくさん販売されています。そしてどの絵本も内容がおかしくて、子どもと一緒に見入っちゃうこともしばしば。食育の知識を身につけるためにも、これからは食べ物や身体に触れた絵本にも目を向けてみましょう。

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