朝ごはん食べて体ポカポカ~食育で習慣を身につける~

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朝ごはん食べて体ポカポカ~食育で習慣を身につける~

朝ごはんはなぜ大切なのか

朝ごはんを食べると血液中の血糖値があがります。睡眠中、体温を保ち内臓を働かせるために血液中の栄養素が使われます。その為、朝起きた時には血糖値が低くなります。血糖値が低くなると脳に刺激がいき、体の恒常性を保つために血糖値を上げようとするのですが、朝ごはんを食べないことにより炭水化物などエネルギーが不足し、脳が上手に働かなくなってしまうのです。更に体をあたたかくするのはタンパク質(肉・魚・卵・大豆製品・乳製品等)です。朝ごはんを食べることは午前中の脳の活動・体温維持・免疫機能の活性化のために大切なことなのです。

体内リズムを作る

「眠いから食べたくない」そんな時もあるかもしれません。しかし「眠いからこそ食べる」のです。朝ごはんを食べることによって、寝ている間に休んでいた胃や腸が動き始め、目覚めていきます。朝ごはんを毎日きちんと食べることは、体内リズムをつくり生活習慣病の予防になります。
朝は眠くて食べられないという方は、生活が夜型になっていないか振りかえってみましょう。高学年の児童は朝ごはんの欠食が増えてきています。その原因としての一つが夜型ライフスタイルです。発育期の子供にとって必要な栄養素、タンパク質、ビタミン、ミネラルの不足を引き起こし、疲れやすく貧血状態でイライラしたり、集中できないなどの健康不良との関連が指摘されています。

朝ごはんを抜くと肥満・健康不良に繋がる

朝ごはんを1食抜くと1日のエネルギーの1回分がなくなるのでダイエットになると考える人もいるかもしれません。しかしそれは間違いです。たまにしか栄養が入らないと、一気に体の中に栄養を取り込もうとしてしまうのです。規則正しく3回食事を摂ることによって、適正体重の維持になります。時間がない人はごはん、冷凍おにぎり、ホットミルク、プチトマト、バナナなど食べやすく用意しやすいものなどで、習慣を作ってから徐々に手作りに移行していくこともお勧めです。

親子で食べる朝ごはん時間

家族で会話をしながら食事を摂るということが食事の大切さを知る機会となります。朝ごはんだけに言えることではありませんが、1日のスタート地点となる朝ごはんを家族で会話をしながら食べることは食事の楽しさ、感覚器官のウォーミングアップにもなり家でできる食育の1つなのです。朝ごはんのにおいで嗅覚が、色や形によって視覚が、咀嚼による音で聴覚が、味を楽しむことにより舌ざわりや味覚が刺激されます。忙しい生活の中で時間を作ることは難しいこともあるかもしれません。しかし、家族とのコミュニケーションをとる「家族時間」が子供の心を育み、人間関係の形成やマナーを学んでいくことになります。

朝ごはんをおいしく食べる工夫

まずは「早寝早起き」の習慣をつけることです。前述にも書きましたが寝不足は胃の不快感を引き起こします。早寝によって胃の不快感もなく、早起きによって朝ごはんまで余裕ができ、食欲もわいてきます。
次に「夜遅い時間に夕食をたくさん食べる・間食をする」といことです。家族で食卓を囲む時間はとても大切なことですが、夕食の時間が遅くなると食べたものが消化しきれずに残ってしまいます。脂っこい料理やボリュームのある料理は消化に時間がかかり、寝ている間も内臓が動いて疲れもとれません。間食も同様です。夕食は夜遅くならないよう、間食も夜遅い時間は控えるようにすることで、おいしく朝ごはんを食べることができます。朝ごはんを食べられる環境づくりも大切です。気持ちの良い1日をスタートして家族みんなで健康習慣作りをしていきましょう。

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