味噌汁飲んでいますか?子どもの食事に「味噌」は欠かせないスーパーフード!

約 1 分

どうして「味噌離れ」が進んでいるの?

2013年に和食がユネスコの世界文化遺産に登録されたことは記憶に新しいことと思います。四季が明確にあり、豊かな自然のなかで季節ごとに生まれた食文化や食の習慣。美しいだけでなく、素材本来の味を活かした料理は油分も控えめで身体の健康を保つのにも良いと世界中から注目されています。

こうした注目を集める一方で、国内では食の欧米化に伴い「和食離れ」が深刻に進んでいます。さまざまなデータからは、「米を食べない」「魚を食べない」単身世帯や、手間がかかるという理由で食べる頻度が少なくなる家族も多くいると言われています。こうした動きに伴って、かつては「ごはんに味噌汁」という和食の基本も崩れつつあり、「味噌離れ」もどんどん進んでいます。実は和食離れや味噌離れに伴って、大豆の消費量も激減していることも忘れてはいけません。

かつては「米と味噌」は日本人の食を支える貴重な主たる食材でした。長年食べ続けてきたものは身体に合っているものが多くあるなかでの、「味噌離れ」。きちんとつくられた味噌は、昔ながらの発酵食品であり、腸内環境をきれいに保ち、身体の免疫力を維持する重要な働きがあります。「塩分の摂りすぎ」を気にする方々もありますが、一説には「野菜をたっぷり入れた味噌汁は高血圧の原因にはならない」とも言われています。もしかすると、ユネスコの世界文化遺産登録は、こうした危機的な「味噌離れ」の状況を踏まえてのことだったのかもしれませんね。

ある調査によれば子どもの好きな料理の上位10位は「1位:寿司、2位:カレーライス、3位:デザート、4位:オムライス、5位:ラーメン、6位:ハンバーガー、7位:ピザ、8位:ステーキ、9位:スパゲッティなどパスタ類、10位:刺身」というデータがあります。これを見ると、味噌を使った料理は無く、寿司と刺身以外は全て洋食ということが分かります。

ちなみに、子どもが嫌いな料理ワースト10位は「1位:レバー料理、2位:うなぎ、3位:漬物、4位:焼き魚、5位:煮魚、6位:サラダ、7位:和え物、8位:酢豚、9位:刺身、10位:野菜炒め」だそうです。これを見ると、残念なことに、好きな料理の上位10位は主に外食で食べるものが多く、嫌いな料理ワースト10位は家庭の料理が多いことが分かります。ただし、上位10位にもワースト10位のどちらにも、「味噌汁」など味噌を使っている料理は入っていないことから、「すごく好きという訳ではないけれども、逆に嫌いということもない」ということが分かります。

 味噌の魅力を広めるさまざまな活動が始まっている!

子どもから「味噌は何からできているの?」と聞かれたことはありませんか。子どもに味噌のことを伝える上では、言葉で説明するよりもまず体験することが一番です。最近は、2月~3月頃に親子で参加できる「味噌づくり」教室なども全国各地で行われ、人気を集めているようです。みんなで炊いた大豆をつぶし、麹と混ぜて半年熟成させて味噌をつくる工程は、大人でも初めてという方も多く親子で学ぶことができます。あるいは、お湯を注ぐだけで味噌汁が飲める「味噌玉づくり」教室なども行われています。こうした講座に親子で参加してみるのはいかがでしょうか。体験することで、味噌の魅力を感じることができるはずです!

 

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