脂質摂りすぎの子どもが多い?脂質過多にならない食育のポイント

約 1 分

脂質を取りすぎると、さまざまなリスクが発生!

ある調査によれば子どもの好きな料理の上位10位は「1位:寿司、2位:カレーライス、3位:デザート、4位:オムライス、5位:ラーメン、6位:ハンバーガー、7位:ピザ、8位:ステーキ、9位:スパゲッティなどパスタ類、10位:刺身」というデータがあります。これを見ると、寿司と刺身以外は全て洋食で脂質の多いものが上位を占めていることが分かります。身体に良いとは分かっていても、サラダやお浸しなどを好んで食べる子どもは少ないようです。そうなると、脂質は摂りすぎているのに、野菜から摂れるビタミンやミネラル類が不足してしまいます。10人にひとりが肥満児であるとも言われる時代ですが、脂質過多の食生活は肥満につながり、大人になってからは生活習慣病のリスクが高まります。

また、子どもの食事に欠かせないおやつは、「子どもが必要とする量の2倍の脂質を取っている」というデータも出ています。母親が子どもに食べさせるおやつの代表的なものは、チョコレート菓子やスナック菓子ですがこれらは1食につき10~12グラム以上の脂質を摂取することになります。おやつの必要量目安である5~6グラムの2倍になります。特に砂糖や旨味調味料などが含まれたものは「一度食べるともっと欲しくなる」という性質があり、なかなか簡単にやめられないのも問題のひとつです。一方で「おやつ」については母親の意識はあまり高くありません。ある調査では、「おやつの栄養分を意識しているかどうか」について尋ねたところ、「特に意識していない」が半数以上、「意識している」は2割程度でした。共働きの家庭も増え、1日3食の他に子どものおやつまで考えるとなると親の負担も大きくなりますが、子どもの将来のためにも簡単にできることから何か始めていきたいですね。

 子どもの脂質過多を防ぐために、伝統的なおやつを見直そう!

人にはそれぞれ好みの味があります。例えば「糖分・油分がたっぷりのドーナツは身体に良くない」と分かっていても、本人が好きだと思っていたら、なかなか好みを変えることは難しいでしょう。ストイックに食べないようにするのもひとつですが、まずは食べる頻度や量を減らすことから始めましょう。もしくは、普通の小麦粉ではなく、全粒粉を使ったものや甘さ控えのものがあれば、そうしたよりヘルシーなものを選ぶようにしましょう。

伝統的なおやつは、油分が少ないものも多いので、見直してみるのもおすすめです。おせんべいや、お餅などの和菓子はいかがでしょう。油分が少ないので、洋菓子よりもカロリーが控えめです。ただし、砂糖は洋菓子と同じようにたっぷり使われていることも多いので、注意しましょう。手づくりでおやつが作れれば、より安心です。さつまいもを使った蒸しパンや、じゃがいもを使った「いも餅」などは素材の甘さが楽しめる素朴なおやつで、子どもも喜んでくれることでしょう。忙しい親には、ドライフルーツもおすすめです。硬さのあるものは噛む回数が増えるので、顎の発達にもよく、少量で満腹感を感じることができ肥満予防にもつながります。無理に食べさせようとしないで「これは何かな?」と子どもに話ながら食べさせると、楽しく食べられるはずです。

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