キレやすい子どもが増えている?毎日の食事で予防するポイント

約 1 分

「キレやすい」ってどういうこと?

テレビや新聞のニュースでは、子どもの犯罪や犯罪の一歩手前のような事件が毎日のように起きています。「キレやすい子どもが増えている」というのも少し前から問題になっていますが、あらためて「キレやすい」ってどういうことでしょうか?一言でいえば、自分の感情をうまくコントロ―ルできずに、すぐにかっとなってしまったり、暴力をふるってしまうことです。原因としては家庭環境や社会環境など色々と複雑に絡みあっていますし、子どもによってももちろん異なりますが、食事を変えることで予防できるのではということが最近言われ始めています。それは、私たちの骨や筋肉は食事を食べて作られていきますが、それだけでなく、脳や神経、ホルモンなども同時に作られているからです。

ある調査では、問題行動を起こす子どもの多くが朝食を食べていないということが分かりました。また給食のない土日祝などのお休みの日の昼食はカップラーメンやハンバーガーなどを主に食べていて、間食には砂糖がたっぷりの清涼飲料水やアイスクリーム、スナック菓子などを食べていました。そして、夕食は焼肉やカップラーメンのようなメニューだったそうです。もちろんこれらは、一般に子どもが好きなメニューではありますが、こうした料理が連日続くと問題が起きてきます。一日単位で見ると、肉や炭水化物の摂取量が多く野菜が極めて少ないため、カルシウムとビタミン類が大幅に不足していました。カルシウムが不足すると、イライラすると言われています。また、子どもたちがよく食べるであろうハムやソーセージなどのにはカルシウムの吸収を妨げるリン酸塩が含まれており、ただでさえ少ないカルシウムが、体内ではさらに不足してしまいます。

そして、清涼飲料水やアイスクリームを間食に食べることで、砂糖を過剰摂取しています。砂糖を多くとると、低血糖になります。この飽食の時代に、脚気の人が増えているというデータが上がっていますが、偏食をして砂糖を大量にとると、砂糖を代謝するためにビタミンB1が使われてしまうのです。ビタミンB1は、身体や脳の中枢神経が正しくはたらくために必要なビタミンなので、不足すると精神が不安定になってしまいます。

 毎日の食事で予防するポイントとは?

それでは、キレやすい子どもが増えているこの時代に、毎日の食事で予防するにはどんなことに気をつけたらよいでしょう。まずは清涼飲料水やアイスクリームなどの砂糖をたっぷり含んだ食品を減らすか食べないようにしましょう。甘い飲み物の代わりに、お茶や牛乳、水を飲むようにします。砂糖が減るだけで、精神が安定するようになります。その次に、精白した小麦やインスタント食品、加工肉などの摂取を減らすようにしましょう。これによって、カルシウムの損失が少なくなります。そして最後に、主食をごはんに変えて野菜たっぷりの献立にしましょう。もし出来ることならば、血糖値の上昇が緩やかな雑穀米や、ぶつき米などにするのがおすすめです。一気に全てを変えるのはなかなか難しいものですが、少しずつ、出来るところから始めてみましょう。まずは2週間、そして1ヵ月、3ヶ月と続けるうちに身体と心が穏やかに変化していくのを実感できるはずです。

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