実は便秘の子どもが増加中?毎日の食事で快便を目指すコツ

約 1 分

便秘の子どもが増えている?

子どもか大人かに関わらず、便秘がちな日本人が増えてると言われています。なかでも「小学生の約40パーセントは毎日排便がない」という調査結果があり、これは深刻です。学年別にみると、小学1年生のほうがその割合が高くなっています。その一方で、「約80パーセントの母親は子どもの排便は正常だと思っている」「子どもの排便習慣が出来ていないと感じる母親は約10パーセント」という結果もあり、実際の子どもの状況を母親が認識できていない現状がうかがえます。子どもの便秘についてしっかり考えて、食事など出来ることから予防していきたいですね。

子どもが便秘になる原因はいくつかあります。トイレトレーニングができていない、水分不足、運動不足、偏った食事など生活習慣に関わるものもありますが、便秘の影に大きな病気が隠れているなんてこともありますので、食事で改善が進まない場合にはお医者さんに相談するなどしてくださいね。たかが便秘なんて…と思ってそのまま放置しておくと、便秘が悪化して排便時に肛門が切れてしまったり、排便時の痛みからストレスや恐怖を感じてしまったり、便失禁になってしまう可能性もあります。

 毎日の食事で快便を目指すコツ

まず、規則正しい生活をすることが基本です。早寝早起きをして、朝食を食べてから学校に出かけるようにしましょう。朝起きるのが遅く時間がなかったり、夜ふかしをしていて朝起きたときに食欲がなかったりすると、朝食が美味しく食べられなくなります。腸に刺激が届かず、スムーズな排便に至りません。また、スムーズな排便には一定量以上の食物繊維を摂取することが大切です。あるデータによれば、この50年以上食物繊維の摂取量は減少していると言われています。これは、食の欧米化が進み、かつては頻繁に食べられてきた乾物・野菜(特に根菜類)・雑穀などを食べる量が減ったこととも深いつながりがあります。

便の状態を確認することも大切です。便がコロコロしている場合には、便を柔らかくするために水溶性の食物繊維をしっかり摂るようにしましょう。こんにゃくや、アボガド、オクラ、海藻、バナナ・りんごなどの果物に多く含まれます。腸が動いていないタイプの便秘には、不溶性の食物繊維をしっかりとるようにしましょう。インゲン豆やアズキなどの豆類、キノコ類、雑穀類、芋類などに多く含まれています。理想的なバランスは、水溶性の食物繊維:不溶性の食物繊維=1:2です。意識して摂らないと不足しがちなのが食物繊維です。主食を白米から玄米に変える、常備菜に「おから」など食物繊維たっぷりのメニューを必ず取り入れるなど、習慣にしてしまうことがしっかり食物繊維をとるコツです。

もしくは、白米に2~4割の押し麦を混ぜて炊いてみてはいかがでしょう。玄米には食物繊維が豊富ですがよく噛まないと消化に悪く、玄米が苦手な子どもも少なくありませんが、白米に押し麦を混ぜる食べ方であれば、食べやすいと思います。食べる量にもよりますが、これだけで1食あたり1~2グラムの食物繊維を摂取できますので、食物繊維摂取量は1日あたり3~6グラム増えることになり、お忙しい方にも続けやすくておすすめです。

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