保育園における食育年間計画の概要

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保育園における食育年間計画の概要

家庭での食事

近年における食生活の乱れは日本全体の傾向として確認されており、親から子へと伝搬する可能性も非常に高く早急の見直しが必要とされています。子供たちにおける食への在り方が変わったことによる症状として、朝食の欠食、思春期のやせなど主な問題として取り上げられます。乳幼児期から正しい食事をとることは今後の生活においても望ましい生活習慣の定着が期待できるものであり、食を通じで豊かな人間性の形成が図れます。さらに食は人間にとってコミュニケーションを取る重要な場ともなり得ます。家族と一緒に食事をとって家族との関係づくりをすることで心身ともに健全な成長ができるようになります。

保育園での食育も重要

子供にとって食事によるコミュニケーションの場は家庭だけではありません。保育園や小学校、中学校と家族以外の人とも共に食事をする機会は多く存在します。そうすると、それら各機関においても子供たちの食育に配慮した食環境を提供する必要があります。特に保育園では0歳や1歳といった乳児から小学校入学に近い歳の子までが過ごしています。小さい子供では個人差も非常に大きいことや、乳児においては危機回避を自らの力でできないこともあるため注意しなくてはならないことも山積みです。そこで食育に関わる年間計画を作成し、状況に応じた指導ができるようにあらかじめ段取りをしておきます。あくまで年間計画はおおまかな指導の流れであり、保育園ではそれぞれの子供に合わせた方法・手段を取ることが必要であり、そこが難しい点でもあります。

食育年間計画の内容

保育園での食育実践の目的は、子供が意欲を持って食事や食に取り巻く環境にかかわる体験を通して、心身の健全な成長ができるようになることです。そしてその実現のために食育の計画を作成します。保育園で行われる食育の内容はごく基本的な食事のための活動です。しかしこの基礎ができていないと生活リズムが狂い食への乱れとつながります。そのためまずは睡眠や授乳によって生活リズムを安定させてきます。これが0歳児からの食育です。そして0歳児に対してはもう一つ、身体の発達状況に合わせた離乳も徐々に進めていき、食べるという行為の意欲を育みます。そして1歳児への計画でも引き続き規則正しい生活リズムを整えることは意識しながら、食べさせてあげることから、自ら食べることができるようにしていきます。この時期は自我も発達してくるため、そのことを考慮しつつ食べる意欲を出させるということです。2歳児への計画は、いろいろな食材に触れてもらうことです。そして食というものに関心を持ってもらいます。3歳児にもなると集団の中で楽しく食事ができるよう協調性やマナーについて学んでいきます。4歳や5歳にもなると食事をとるということがどういう意味をなすのか、つまり体のために食べ物を食べているということにぼんやりと気付けるようになります。こうして食と体という関係性に関心を持ってもらえるようにサポートをしていきます。

それぞれの年間計画がある

子供の成長段階に合わせた食育はおおむねこのようなものを含みます。しかし保育園によっては教育方針なども異なるため詳細の計画に関してはそれぞれの特色も持つことになりますが、どれも共通して、子供に合わせた食育が行われています。

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