栽培方法が意外と簡単だった!栄養豊富なアスパラガスの学名と和名 

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栽培方法が意外と簡単だった!栄養豊富なアスパラガスの学名と和名 

アスパラガスの起源・由来

アスパラガスは、キジカクシ科クサスギカズラ属に属します。
アスパラガス (学名:Asparagus officinalis ・ 和名:オランダキジカクシ)
原産地は地中海沿岸で、紀元前2000年ごろ古代ギリシャ・ローマ時代から栽培されていました。特別な食材として扱われていたアスパラガスは、学名の「officinalis」“薬用の”という意味からあるように、古くから痛風や健胃作用のために薬草として、重宝されていたようです。
日本には江戸時代にオランダから長崎に伝わってきました。現在のように食用としてではなく、葉や枝の部分を観賞用として栽培されていました。
食用として栽培されたのは明治時代に入ってからで、本格的な栽培は大正時代になってからと言われています。

アスパラガスは地下に細い貯蔵根があり、たくさんの新芽がそこから出てききます。その育ち方から、ギリシャ語の「たくさん分かれる」「激しく裂ける」が語源となっているそうです。

アスパラガスの種類

「グリーンアスパラガス」は、日光を浴びせながら栽培されるので、茎が緑色になります。甘みもあり、歯ごたえもよく、風味も豊かなのが特徴です。
「ホワイトアスパラガス」は、グリーンアスパラガスと種類は同じですが、日光に当てないように盛り土をしたり、遮光フィルムをかぶせたりして栽培されます。缶詰の柔らかいイメージがありますが、鮮度のいいフレッシュなものは、シャキシャキとしています。香りはグリーンアスパラガスより弱めですが、独特のほろ苦い味・甘味もあり様々な料理に使われます。
「紫アスパラガス」は、日本ではまだ珍しい種類ですが、南ヨーロッパ地方では一般的に食べられています。グリーンアスパラガスやホワイトアスパラガスと比べると、糖度が1~2度高く甘みが強く生でも食べる事が出来ます。触感もよく、香りも強いです。アントシアニンなどのポリフェノールにより全体に紫色になり、グリーンアスパラガスの10倍も含まれています。加熱すると緑色になるので、色を楽しむにはサラダ等生で食べるのがお勧めです。

アスパラガスの育て方

アスパラガスはユリ科の多年草です。植えてから5~10年間長期に渡って収穫できます。
アスパラガスは酸性土壌を嫌います。通気性が良く、土壌有機物の多い土を好むので排水の良い土と有機物が多く含まれている土を混ぜ中和をさせるといいでしょう。
夏場の成長が盛んなときに肥料を与えます。緩効性肥料の置き肥(元肥)をします。水を与える度に一緒に少しずつ溶け、長い期間効果が表れますが、液肥を追肥としてたまに与えるようにします。
アスパラガスは根が水を蓄えるようになっていて、多湿を嫌う野菜です。表面が乾いたらたっぷり水を与え、冬場は少々乾燥気味で育てます。水を遣りすぎると根腐れの原因となりますので注意が必要です。
生育に適した温度は20~25℃です。30℃を超えると生育が止まります。5℃以下で休眠します。
翌年からの収穫を増やすために、新芽を数本残して収穫します。

アスパラガスの栄養成分・保存方法

アスパラガスには抗酸化作用のあるβカロテン、造血作用のある葉酸、高血圧予防によいとされるカリウムなどが含まれています。
アスパラギン酸(必須アミノ酸)が豊富で、エネルギーの代謝を高めて体内の老廃物を処理するため、疲労に対する抵抗力がつき、疲労回復に効果があると言われています。
穂先の部分に多く含まれるルチンは、毛細血管を強く丈夫にしたり、血圧を下げる効果があるほか、有害な活性酸素を除去する抗酸化の作用があります。
葉酸は貧血の予防に不可欠な栄養素です。アスパラガスには、赤血球を構成する鉄分の量も多く、一層の効果が期待できます。
ホワイトアスパラガスは、がん細胞の増殖を抑え、脂肪の吸収を抑える効果があるサポニン多く含まれています。紫アスパラガスは、がん予防によいとされるアントシアニンが多く含まれています。

乾燥しやすい野菜なので、乾燥させないようにします。横に置いた状態で保存すると、上に伸びようとして穂先が曲がってしまいますので、立てた状態で保存します。
高さの合う容器にアスパラガスを湿らせた新聞紙やキッチンペーパーでくるみ、立てた状態で入れ、ラップ等を被せるかビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。食べきれない場合はかためにゆでて冷凍します。冷凍したものは1ヶ月を目安に使いきるようにします。

アスパラガスのまとめ

今まで色がきれいだという事でサラダやお弁当に使用していましたが、こんなにも色々な栄養があり期待される効果も高いことが分かり驚いています。
疲労回復効果が高いので、元気いっぱいの子供たちにぜひ食べさせたと思いました。
ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスは栽培方法が違うだけというのは知っていましたが、紫アスパラガスという品種がある事は初めて知りました。ポリフェノールが豊富で、アスパラガスは加熱して食べるものだと思っていましが、生でも食べる事が出来るのにも驚きました。
サラダやベーコン巻きぐらいしか使用していませんでしたが、色々なレシピもあり、アスパラガスの色々な魅力を発見できました。
アスパラガスの根元を切る時、どのくらいまで切ればいいのか分からなかったのですが、ある時ラジオで野菜ソムリエの方が、「根元に近いところで、手でぽきっと折ればいいですよ。」と言っていました。「へー。」と思いアスパラガスを買った時に試してみたら、本当にぽきっと折れて気持ち良かったです。

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