貧血や高血圧にはそら豆が効果的!?そら豆の栄養や健康効果を大紹介!

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貧血や高血圧にはそら豆が効果的!?そら豆の栄養や健康効果を大紹介!

1 そら豆の起源・由来

そら豆(学名:Vicia faba 和名:空豆)
そら豆はマメ科ソラマメ属に属します。
そらまめの原産地ははっきりしていませんが、エジプト説、ペルシャ説、カスピ海南部説などがあります。
野生種と思われるものが北アフリカからカスピ海南岸付近にかけて見つかっており、北アフリカや南西アジアが原産でないかと考えられています。
その栽培の歴史は古く、チグリス・ユーフラテス川流域で新石器時代に栽培化され、エジプトでは4000年前から栽培されており、ピラミッドからそら豆が発見されています。またトロイの遺跡からも化石化したそら豆が見つかっています。
日本へは8世紀に、インドの僧が中国経由で来日した際に伝えたと言われています。日本で一般的に栽培されるようになったのは17世紀頃のことで、明治時代になると品種が増加し、徐々に消費が増えていきました。

そら豆の名前は、育ったさやが、ぐんぐんと空に向かって伸びる様子より付けられたとされています。

2 そら豆の種類

一寸そら豆は、豆の大きさが一寸(約3cm)ほどにもなる大粒種です。形が似ていることから別名おたふくとも呼ばれます。現在の主流品種です。
長さやは、さやの長い晩成種です。1つのサヤに5~6粒入っており、一寸そら豆と比べるとやや小粒です。

3 そら豆の育て方

そら豆はあまり手間もかからない育てやすい初心者向けの手軽に栽培できる人気の野菜です。
種からも育てれますが、ホームセンター等でポットに入っている苗を植え付けるのが簡単です。プランターでも栽培できます。
そら豆をを育てるときは大型サイズまたは、大型の深底タイプのpらんたーを準備します。
用土は市販の培養土や野菜の土を利用すると簡単です。
植え付け前の準備として、プランターに2~3㎝ほどウォータースペースを残して培養土を入れておきます。
植え付ける1か月前までに土作りを済ませておき、植え付けの2週間前に元肥を施しておきます。
苗を選ぶ時は、背丈が高く節間が広いものよりも、草丈の低い節間が詰まった「ずんぐり」型を選びます。
本葉は3~4枚のものを選び、育ち過ぎのものは避けるようにします。
苗を植え付ける時は、15~20㎝程度の株間を確保します。収穫量を増やすために株間をしっかりと取ります。
根鉢よりも少し大きめの穴を掘って根鉢を崩さないよう丁寧に穴の中に苗を入れます。
苗を植え付けた後は周辺の土を株元に寄せて苗の根元を軽く押さえます。
完全に根付くまではたっぷりと水やりを行います。根付くと葉の生育が旺盛になります。
苗を植え付けた後は、根元を軽く押さえて水をたっぷりと与えてやります。
その後は、冬は乾燥気味にして育てます。そら豆は多湿を嫌うので冬の間の水やりは回数を減らし日中の暖かい時間に与えます。
春になって生育が良くなったら用土の表面が乾いた時にたっぷり水やりを行います。
そら豆は草丈が20㎝程度になる2月中旬頃に1回目の追肥をします。
株から少し離れたところに化成肥料を1株当たり5gほどばら撒いて周辺の用土と軽く混ぜ合わせるようにして与えます。
花が咲いて生育が早くなってきたら実が成熟するまでに2~3回程度の追肥します。この時期に肥料切れを起こさないように注意します。
春になって側枝が一気に伸び始める前に支柱を立てます。
草丈が40~50㎝ほどになったら光量不足にならないように太く生育の良い茎を6~7本だけ残して不要な茎はすべて刈り込みますそら豆は上部の花が咲いても実が入らないので、草丈が60㎝以上になったら先端を摘み取ります。
開花後から約35~40日が収穫適期です。空を見上げていた莢がふくらみ重みで下を向いて莢の背筋が黒くなって来たら収穫します。収穫する時はハサミを使って実の根元付近から切り取って収穫していきます。

4 そら豆の栄養・効果

そら豆の主成分は、糖質とたんぱく質です。糖やたんぱく質の燃焼を助けるビタミンB1、B2、ナイアシンなどビタミンB群が豊富なので、すばやいエネルギー補給にピッタリの食材です。また、ビタミンB1はアルコールの分解を助けるはたらきがあります。ビタミンB2は「発育のビタミン」とも呼ばれ、成長促進や新陳代謝に関与するはたらきがあります。
ミネラルも豊富で、特に貧血の予防に欠かせない鉄や葉酸が多く含まれます。そら豆の鉄は体内に吸収されにくい「非ヘム鉄」ですが、ビタミンCや動物性たんぱく質と一緒に摂取することで吸収率がアップします。
整腸作用のある不溶性食物繊維が豊富で、高血圧予防によいとされるカリウムなども含まれています。
そらまめに含まれる「レシチン」という成分は、血液中のコレステロールを減らしたり、脳の活性化に働きかける性質があるといわれています。

5 そら豆の選び方・保存方法

さやがきれいな緑色で均一にふくらみ、わたのような弾力のあるものが良いそらまめです。
また、新鮮なものはうっすらとうぶ毛がついています。さやが黒ずんでいるものや張りのないものは避けます。
さやから豆を出すと風味が落ちていくので、購入するときはさやつきのほうがおすすめです。

保存するときは、乾燥に弱いのでさやのままビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。固めにゆでて、冷凍保存も可能です。

6 そら豆のまとめ

そら豆と言えば、「みょうがぼち」という和菓子をご存知でしょうか。
そら豆の餡を小麦粉の生地でくるみ、みょうがの葉で包んだ、岐阜県の岐阜・西濃地方で古くから田植えのときに食べられていた素朴な和菓子です。
5月頃から9月ぐらいまでの期間限定の和菓子で、どこの和菓子屋さんでもみょうがの葉っぱがなくなると、販売が終了してしまいます。
子どものころから、この季節になると母が大好きでよく一緒に食べていました。子どもの頃はあんこが苦手で和菓子をほとんど食べませんでしたが、そら豆餡のみょうがぼちだけは好んで食べていました。
四国出身の母は、初めてみょうがぼちを食べた時「小豆であんこを作らないの?」と思ったそうですが、伝統的な郷土の和菓子だと知った時はとても驚いたそうです。
私にとって、みょうがぼちは母との思い出の和菓子です。

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