気になるにらの匂い、実はにらの匂いに栄養の秘密があった!

約 1 分

1 にらの起源・由来

にらは、ネギ科ネギ属に属する緑黄色野菜です。
原産地は定かではありませんが、中国西部から東アジアにかけての地域と考えられていて、モンゴルやインド、ベトナム、日本など広範囲で古くから栽培されてきたといわれています。
日本へは中国から伝来したといわれ、「古事記」には神武天皇の段で「賀美良(かみら)」という名前で登場します。
さらに平安時代の「本草和名」という薬物辞典には「韮の和名は古美良(こみら)」と記されています。ほかに「万葉集」や「延喜式(えんぎしき)」などの書物にも名前が出ていました。
にらは長い間薬用として食べられていました。野菜として栽培されるようになったのは明治時代になってからだそうです。

加美良、古美良、久君美良(くくみら)と呼ばれていたのと、ニンニクの古名の“オオミラ”に対してにらを“コミラ”と称していたようで、これらの呼び名が簡略され“ミラ”となり、それが転訛して“にら”となったと言われています。

2 にらの種類

一般的なにらは濃い緑色の葉を食べる「葉にら」で長さは30cmくらいです。特有の香りを生かして炒め物や鍋物、餃子の具などに使われています。1年を通じて出回っていて、「スーパーグリーンベルト」や「パワフルグリーンベルト」など「グリーンベルト」系の品種が多く栽培されています。
日光に当てないようにして軟白栽培したのが「黄にら」です。やわらかくてほのかに甘味があり、香りもマイルド。スープや春巻き、餃子など中華料理によく使用されます。
葉にらの茎が伸びてつぼみがついた状態のものが「花にら」です。つぼみと花茎の部分を食べます。つぼみも花茎もやわらかく、油で炒めるとシャリッとした独特の歯ごたえがあり、天ぷらにしても美味です。

3 にらの育て方

にらは多年草で何年も収穫が楽しめます。
暑さや寒さに強く育てやすいのでプランターでも栽培できます。ホームセンターなどで苗を購入するとより手軽に栽培できます。
深さが20cm以上のプランターを準備します。
底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
苗をくずして4~5本を1株としてまとめ、株間を10~15cmほどとりながら植えます。
株元に土寄せをして、たっぷりと水をやります。植えつけて2~3日は直射日光に当たらない場所で育てます。
植え付け後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施します。また、収穫後も追肥をします。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
1年目は収穫せずに育てるといいですが、収穫してもかまいません。2年目からは葉が伸びて20~25cmになったら収穫時です。根元から3~4cm残して上部をカットして収穫します。2~3週間後には再び葉が伸び始めて何度も収穫が楽しめます。
花が咲くと葉がかたくなるので、つぼみのうちに収穫します。
にらは多年草のため1度植えつけると3~4年は収穫ができます。冬になると地上部は枯れてしまいますが、春になると新しい葉を伸ばします。3~4年たつと力がなくなりますので、掘り上げて株分けして3~4本ずつにして植え直します。

4 にらの栄養・効果

にらの独特の香りは、様々な機能性を有する「アリシン」という成分です。にんにくにも含まれている硫化アリルの一種です。アリシンはビタミンB1の活性を高め、糖質がエネルギーを出す活動を助けます。アリシンは血液を固まりにくくする働きもあります。血栓ができにくくなるので、脳や心臓の血管が詰まるリスクを低減してくれます。
にらにはアリシン以外にも豊富な栄養素が含まれています。免疫力をアップして風邪予防に効果的なベータカロテンの含有量はたくさん含まれています。ベータカロテンは抗酸化作用があることでも知られていますが、ニラには同じ抗酸化作用のあるビタミンC、E、Kも豊富に含まれています。造血作用のある葉酸なども含まれています。

5 にらの選び方・保存方法

にらは、葉の色の緑が濃く、艶があるもの、手で束の根もとを持った時で張りがあって大きく曲がらないものを選びます。しなびてグニャりと先がだれるようなものは避けましょう。鮮度が落ちるに伴い、葉の色も緑が薄くなり、黄みを帯びてきます。
切り口がみずみずしく新しい物を選びます。また、葉は折れるとそこから傷み始めます。折れた葉が無い物を選んでください。

にらは、葉が折れないように新聞紙で包み、袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて入れます。
使い切れない場合は適当なサイズにカットして冷凍します。冷凍する前に水洗いし、しっかりと水気をふきとります。保存用の袋に入れたらなるべく空気をぬいてください。使用するときは袋から出してそのまま使います。冷凍したものは炒め物には向かないので、汁物やお鍋に使用します。

6 にらのまとめ

どうしても、にら独特の香りが苦手で購入するのをためらってしまいます。
餃子に入れたりもしますが、なるべく使わないようにしてしまっています。香りが特徴で栄養があり必要なものだとはわかっているのですが、香りが残るのがどうしてもなれなくて、にらを敬遠してしまいます。
でも、もつ鍋の時だけは別で、にらがないと始まりません。茹でると香りが薄れるという事が調べたら分かりました。だから、もつ鍋に入っているにらは大丈夫だったようです。
これからは、炒めたりするのではなく、卵とじのスープにしたりして、にらを楽しみたいと思います。
そのためには、レシピを調べたり、にらをもっと勉強しなくてはいけませんね。

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