ねぎの栄養効果って?実は白ねぎと青ねぎでは栄養が全然違う!

約 1 分

1 ねぎの起源・由来(学名:Allium fistulosum L. 和名:ネギ)

ねぎは、ユリ科ネギ属に属します。(分類の体系によりネギ科ネギ属やヒガンバナ科ネギ属とも言われています。)
ねぎの原産地は諸説ありますが、中国西部またはシベリアではないかと言われています。
ヨーロッパへは16世紀末ごろに、アメリカには19世紀になって伝わりましたが、あまり普及しなかったようです。
日本へはかなり早くに伝わっていました。「日本書紀」(720年)に「秋葱(あきぎ)」という名前が出てくることから、かなり古い時代から存在したと考えられます。江戸時代にはすでに栽培法も確立し、日本各地で作られていました。

ねぎの名前は、「根葱」からきていると言われています。葉鞘の基部の白いところを根に見立てたようです。

2 ねぎの種類

東日本で一般的に出回っているのが「白ねぎ」と呼ばれる根深ねぎで、太くて白い部分が多いのが特徴です。食べるのは白い部分で、加熱するとやわらかくなって甘味が出ます。緑色の部分も調理して食べられますが、多くは肉を煮込むときの臭み消しなどに使われます。おもな種類に「深谷ねぎ」や「千住ねぎ」などがあります。
西日本で一般的に食べられているのが「青ねぎ」と呼ばれる葉ねぎです。細くて緑色の部分が多く、1本から数本に枝分かれしています。炒め物や丼、麺類、お好み焼きなどさまざまな料理に活用できます。
「九条ねぎ」は京都特産の青ねぎで、京都の九条を中心に奈良時代から栽培されていたといわれています。やわらかくて食味がよく、和え物や薬味、鍋物などに最適。緑色の部分から根元まで食べることができます。
「下仁田ねぎ」は、群馬県の特産の白ねぎで「上州ねぎ」や「殿様ねぎ」ともいわれています。白い部分の直径が5cm前後と太く、肉質がやわらかいのが特徴。生だと少し辛味がありますが、加熱すると甘味が出てくるので鍋物やすき焼き、炒め物などに向いています。
「リーキ」は、「ポロねぎ」とも呼ばれる西洋のねぎで、見た目は太めのずんぐりした白ねぎといった感じで、白ねぎと同様に白い部分を食べます。煮崩れしにくく加熱すると甘味が出るので煮込み料理やグラタン、オーブン料理などに使われます。
「赤ねぎ」は、外側の葉は赤色ですが中は白いねぎです。辛味が少なく、加熱するとトロリとした食感になり独特の甘味が楽しめます。
「芽ねぎ」は、品種ではなく栽培法による呼び名です。種を一ヵ所に密生するように植え5~8cmぐらいに成長した若い芽を収穫したものです。

3 ねぎの栄養・効果

白ねぎは淡色野菜で青ねぎは緑黄色野菜になります。白ねぎと青ねぎでは栄養的にも大きくちがいます。
ねぎには「硫化アリル」が含まれています。硫化アリルは血行を良くして身体を温める作用があるうえ、糖質の代謝を促し、疲労を回復するのに欠かせないビタミンB1の吸収を高めるはたらきがあります。硫化アリルは「白ねぎ」の方が「青ねぎ」より多く含まれています。
青ねぎには抗酸化作用があるβカロテンが豊富に含まれています。また、血液の凝固や骨の形成に関わるビタミンKと、血液を作る働きのある葉酸が多く含まれています。
ねぎには昔から殺菌作用があることが知られています。

4 ねぎの選び方・保存方法

白ねぎは、葉の青さと白とのコントラストがはっきりしているのが良品です。葉先はピンとして軟白部はかたく締まってみずみずしい物を選びます。
青ねぎは鮮やかな緑色で、葉先までピンとしているものを選びます。

白ねぎは、新聞紙にくるんで冷暗所で保存します。青ねぎは、湿らせた新聞紙にくるんで冷蔵庫で保存します。
白ねぎ、青ねぎとも冷凍保存も可能です。小口切りかみじん切りにして、使いやすい量に分けて冷凍します。

5 ねぎのまとめ

東日本で多い「白ねぎ」、西日本で多い「青ねぎ」ですが、私が暮らしているところはちょうどその間なので、スーパーでも両方のねぎが売られています。
実家でもねぎを作っていますが、青ねぎと下仁田ねぎがあります。実家で両方のタイプを作っているのは、やはり地域性なんですね。
個人的には白ねぎの方が好きです。白い部分を焼いたり、煮たりして食べるのが特に好きです。
でも、青ねぎもよく使います。薬味にする時は、青ねぎの方が色が鮮やかで食欲をそそります。
「ねぎは風邪予防に良い」と古くから言われていますが、子どもが咳をしたりすると大量に使用します。それで咳が治っているのかは不明ですが、なんだか良くなっているような気がするので、きっとこれからも子どもが「ごほっごほっ」としたら、大量のねぎが食卓に登場すると思います。

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