茹でてもあえても美味しい!子供にも大人気なほうれん草の栄養効果とは!

約 1 分

1 ほうれん草の起源・由来

ほうれん草は、ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属に属する緑黄色野菜です。
ほうれん草は、カスピ海南西部が原産地とみられていますが、野生種は発見されていません。ペルシャ(今のイラン)で栽培化されて、東西に分かれて広まりました。北アフリカを経て12世紀以降にヨーロッパへ伝わったのが、「西洋種」になり、ネパールを経て7世紀ごろ中国伝わったのが「東洋種」となり、それぞれ環境の違いにより形や風味が少しずつ変化していきました。
日本には、16世紀ごろ中国から東洋種が渡来したそうです。明治時代には欧米から西洋種も導入されましたが、西洋種はアクが強く土臭いことからあまり好まれませんでした。
大正末期から昭和初期にかけて、西洋種と東洋種の交雑種が育成されて全国に広まりました。

ほうれん草は漢字で「菠薐草」と書きます。菠薐はペルシャを表す言葉で、「ペルシャの草」という意味から名前が付いたそうです。

2 ほうれん草の種類

現在、市場に出回っているのはほとんどがこの交雑種のタイプです。栽培しやすく、えぐみも少なくて食べやすいのが特徴です。葉に切れ込みが少しあり東洋種に近いものと、ほとんど切れ込みがなく丸みがる西洋種に近いものとがあります。
東洋種は、葉の切れ込みが深くとがった形をしています。アクが少なく、お浸しにも向いています。
西洋種は、葉は切れ込みがなく丸みを帯びていて、少し厚みがあります。あくが強くソテーなどして、魚肉料理の付け合せに向いています。
サラダほうれん草は、クをより少なく改良し、生でもおいしく食べられるように改良されたものです。多くは水耕栽培で作られていて、茎が細く葉の色は薄めです。
ちぢみほうれん草は、冬に栽培されるほうれん草で、表面に縮れたようなシワが入っています。寒気にあてて生育させる「寒じめ」という栽培法を行うことで、葉が厚くなり縮まって甘味が強くなります。

3 ほうれん草の栄養・効果

ほうれん草は、βカロテンを大量に含む緑黄色野菜の代表です。βカロテンは、体内でビタミンAとして働き、目の機能を高めたり粘膜を丈夫にして抵抗力を強化してくれます。
ほうれん草の緑色は。βカロテンの黄色とクロロフィル(葉緑素)の青色が合わさったものです。クロロフィルは、LDL(悪玉コレステロール)を強力にていかさせて、HDL(善玉コレステロール)を増やすと言われている色素です。クロロフィルには細胞の突然変異を抑える機能もあるのでがんを抑制すると期待されています。
貧血予防に効果のある鉄や、造血作用のある葉酸を多く含んでいます。また風邪予防によいとされるビタミンC、骨の形成に有効なカルシウム、高血圧予防に作用するカリウムなどもバランスよく含みます。
骨にカルシウムを沈着させる働きがあるビタミンKも比較的多く含むので、骨や歯の形成に効果があるといわれています。

4 ほうれん草の選び方・保存方法

黄色い葉が少なく、緑が濃くて葉がピンと張っている物が良品です。株は小さめで葉にボリューム感があり、しっかりしたものを選びます。
また根元が赤くてふっくらとしていて、茎(葉柄)が細すぎないものがお勧めです。

ほうれん草は、乾燥に弱いので濡れた新聞紙などでくるみ、袋に入れて冷蔵庫の野菜庫で保存します。できれば、立てて保存します。
ほうれん草は冷凍保存ができます。ゆでた後に水気をよく切り、小分けしてラップに包んで冷凍庫に入れます。

5 ほうれん草のまとめ

ほうれん草大好きです。特に根元の紫色をした部分は甘くて最高です。
おひたし・胡麻和え・味噌和えなどさっぱりしていて、箸休めに食べると他の料理の味も引き立たせてくれます。我が家の子どもたちも大好きで、おひたしは取り合いをして食べています。
オリーブオイルでベーコンと炒めるのもシンプルで食が進みます。
実家でもほうれん草を作っています。一般に流通しているタイプと紫のほうれん草、そしてちぢみほうれん草を毎年作っているのですが、私のねらいはちぢみほうれん草です。とっても甘みがあり、何にしても美味しくいただけます。
私が住んでいる地方では、ちぢみほうれん草は一般のほうれん草の倍ぐらいの価格で売られています。
ですので、冬になるとワクワクして実家の畑に行ってたくさん採ってきます。

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