種類や栄養が豊富なインゲン豆の学名と和名とは

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種類や栄養が豊富なインゲン豆の学名と和名とは

いんげん豆の起源・由来

いんげん豆 (学名 Phaseolus vulgaris L. 和名 いんげん豆 菜豆)
いんげん豆は、マメ科インゲンマメ属に属する緑黄色野菜です。
いんげん豆は、メキシコ南部やグアテマラ、コスタリカ一帯が原産地で、南アメリカにおいて品種が分化したといわれています。
1500年頃には中南米で広く食べられていて、コロンブスの大陸発見以降ヨーロッパにも伝わりました。その後ヨーロッパから北アメリカへ移住した人たちによって北米に持ち込まれ、広く栽培されるようになったそうです。
中国では16世紀の終わり頃に栽培されていたという記録があるそうです。日本へは1654年に中国からの帰化僧である隠元禅師によって伝来したといわれています。
現在のようないんげん豆は、明治時代に入ってから政府が欧米から導入したものが元になっていて、全国で栽培されています。
隠元禅師によって伝えられたことから「いんげん豆」と呼ばれるようになったようです。

いんげん豆の種類

いんげんにはさや事食べる「さやいんげん」とさやの中の豆を食べる「いんげん豆」が、あります。
「さやいんげん」は、長さは13〜15cmほどで、ほんのりと甘味があり、やわらかいのにシャキッとした食感が特徴です。一般的に流通しているのは丸さやの「どじょういんげん」と呼ばれるもので、「ケンタッキー・ワンダー(尺五寸)」や「キセラ」「さつきみどり」「江戸川」など数多くの品種があります。
「モロッコいんげん」は、さやが幅広くて平べったい平ざやのさやいんげんで、長さは15〜20cmくらい、幅が1.5〜2cmほどと大きめです。やわらかくて甘味があり、シャキシャキとした食感です。
「紫いんげん」は、長さ13〜15cmくらいの紫色のさやいんげんです。ゆでると紫色から濃い緑色になります。
「黄いんげん」は、長さ14〜15cmくらいの黄色いさやいんげんです。ゆでても色落ちはしないのでサラダや煮物の彩りにお勧めです。

また、乾物売り場で目にする事が多いのはさやの中の豆を食べる「いんげん豆」です。いんげん豆は、種皮の色の多様性に大きな特徴があります。
白色系では「大福豆」着色・単色系では「金時豆」普斑種には「うずらまめ」偏斑種には「虎豆」などがあります。

いんげん豆の育て方

さやいんげんをプランターで育てる場合は、植え付けの1週間前に元肥を入れておきます。
病気の発生を防ぐため、排水性の高い用土で育てることがお勧めです。用土は鉢の8部目くらいまで準備します。
4月中旬頃から6月中旬頃までに種を蒔きますが、多湿・高温・乾燥に弱い為、地域ごとの収穫時期の気温を考えて植える時期を決めます。
株間を約20㎝ぐらい取り、種を植える為のくぼみを作り、弦無し種は3・4粒ずつ、弦あり種は2粒程度、種同士が重ならないように注意して種を蒔きます。
種は一晩水に浸けて水分を含ませると発芽率が良くなります。
種の大きさの3倍程度の盛土をして手で軽く押さえて種と用土を密着させます。盛土の量が多すぎると光量不足で発芽率が下がることがあります。
発芽するまでの間はたっぷりと水を与えて用土が乾燥しないように注意します。
種まき後、約1週間から10日ほどで発芽します。本葉が3~4枚になったら、元気の良い苗を2本残して1箇所に2本立てにして間引きをします。
比較的多湿を好む野菜ですが、花に直接雨が当たると受粉がうまく行われないので開花が始まったら雨には気を付けます。
水やりが不十分だと花が落ちてしまいますので、水やりの回数を多めにして花に直接かからないよう水やりします。
開花後10日~15日くらいが収穫の適期となります。莢の長さが10~15㎝の頃の若莢が一番おいしい時期です。

いんげん豆の栄養・効果

さやいんげんには、免疫力を高め風邪やがんの予防に効果があるといわれるβカロテンが比較的多く含まれています。また、便秘改善に効果のある食物繊維や、血圧の上昇を抑制して生活習慣病の予防に効果があるとされるカリウム、貧血予防によいとされる葉酸なども入っています。
肝機能を高めたり髪や肌を整えると言われる必須アミノ酸のリジンや、疲労回復やスタミナアップにつながるアスパラギン酸も含まれています。

いんげん豆の主成分は糖質で、タンパク質も豊富に含みます。脂質の含有量が少ないことが特徴で、脂質やカロリーを抑えたい時にも利用されています。
いんげん豆は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛等のミネラル類を豊富に含んでいます。
いんげん豆には、必須アミノ酸「リジン」を比較的多く含くまれているので、疲労回復・集中力向上に効果が期待できます。
また、食物繊維も豊富に含まれているため、便秘の解消に適しています。
いんげん豆には、サポニンも含まれており、強い抗酸化作用、脂肪の代謝を促進することによる肥満防止効果を期待できます。

いんげん豆の選び方・保存方法

さやいんげんは、豆の形がくっきり出ておらず、全体の太さが均一でピンと張りがあり、きれいな緑色のものが良品です。豆がでこぼこしているものは育ちすぎでかたいことがあります。黄色っぽく変色したものは、鮮度が落ちているので避けます。多少曲がっていても味に影響はありません。

さやいんげんは、乾燥に弱いので新聞紙などに包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
食べきれない時は、固めにゆでて冷凍保存も出来ます。

いんげん豆は、乾物ですので、購入した袋の記載にそって保存します。
水に浸けて戻してゆでた後の保存は、ゆで汁事瓶やタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。4~5日ぐらい保存可能です。

いんげん豆のまとめ

私の中で、いんげん豆は「さやいんげん」の方でした。乾物にいんげん豆があることは知りませんでした。
でも、そのさやいんげんですが、実は「さやえんどう」と混同していた事が分かりました。違う種類だという事が分かってよかったです。
さやいんげんは、実家でも作っていてよく食べます。定番のおひたしや卵とじなどにする事が多いです。おひたしはそのまま冷凍をして、お弁当箱にそのままいれたりもします。
以前小学校の執行委員をやっていた時、ブロック会議でお弁当を頂きました。その中に「福豆ごはん」があり、赤い豆が入っていました。今思うとそれが乾物の赤いんげん豆だったようです。その時は何も知らずに美味しくいただいていました。今回分かってよかったです。

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