れんこんの知られていない栄養効果って?胃に優しいれんこんの効果を大特集!

約 1 分

1 れんこんの起源・由来

れんこんは、ハス科ハス属に属する蓮(はす)の地下茎です。
れんこんの原産地には諸説あり、中国などのアジア熱帯原産地説、エジプト原産地説などがあります。また、食用としての栽培の始まりは、インドと言われています。
日本でも弥生時代にはすでに存在したとされています。
長い間、蓮は観賞用でしたが、平安時代には食用とされていたようです。ただし、現在広く出回っているれんこんは、明治時代に中国から導入した品種を改良したものです。古くから根付いている「在来種」もごくわずかにありますが、こちらは鎌倉時代や江戸時代に僧が中国から持ち帰った食用の蓮が土着し、その一部が在来種になったと推測されています。

日本では花托(かたく)がハチの巣に似ていることから、蓮を「はちす」と呼んでいました。「はちす」が「はす」になり、蓮の根に見える地下茎を「蓮根」と呼ぶようになったようです。

2 れんこんの種類

れんこんは、明治時代以降に中国から入ってきた「中国種」と、平安時代以前に中国から伝えられたといわれる「在来種」に大きく分かれます。
現在流通しているれんこんの多くは「中国種」で、肉厚で歯ざわりがいいのが特徴です。
比較的多く栽培されているのは、ふっくらと丸い「金澄(かなすみ)」系や「だるま」系の品種です。
徳島県や愛知県で多く栽培されている節間が細長い「備中種」や、石川県産のものは「加賀れんこん」などもあります。
「在来種」は、細長く、やや茶色っぽい色をしています。中国種よりも粘りがあり切ると糸を引きます。肉質は柔らかく味がよいとされています。しかし根が深くて生産量が少ないため、あまり流通はしていません。品種としては「天王」などがあります。

3 れんこんの栄養・効果

れんこんの主な栄養分は糖質で、体内でエネルギーとなり、身体を温めるはたらきがあります。
れんこんには、ナトリウムを排泄して高血圧を予防する働きのあるカリウムをはじめとして、ミネラル類をバランスよく含まれています。
ビタミン類では、ビタミンC、ビタミンB6、ビタミンB12が多く含まれています。抗酸化作用があり、風邪予防になるビタミンCは熱に弱い特徴がありますが、レンコンのビタミンCはデンプンに守られているので、加熱しても多く残ります。また「造血ビタミン」といわれるビタミンB6、鉄の吸収を助けるビタミンB12も豊富なので、鉄が多く含まれる食材と一緒に摂取すると、貧血予防が期待できます。
れんこんを切ると糸をひきますが、これは里芋などにも含まれる「ムチン」という成分です。ムチンは胃や腸の粘膜を保護して、消化・吸収力を高めてくれます。また、滋養強壮にも効果があるとされています。
切り口を黒く変色させるのはタンニンと呼ばれるポリフェノールの一種で、消化作用があるため胃かいようや十二指腸かいようを抑制して、ムチンと同じように消化・吸収力を強化すると考えられています。また、タンニンには抗酸化作用があり、炎症を抑えたり血圧を下げる働きがあるといわれています。

4 れんこんの選び方・保存方法

れんこんは、ふっくらと太く、皮にツヤがあり、穴が小さくてサイズが揃っているものが良品です。
切り口が変色していたり、穴の内側が黒ずんでいるものは鮮度が落ちているので避けます。

カットしたものはラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。
両端に節がついているものは軽く湿らせた新聞紙で包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。
また、泥が付いたままのものは泥付きのまま表面を湿らせ、濡らした新聞などに包んで冷暗所で保存します。
適当な幅にカットして、かためにゆでたものを冷凍すれば1か月くらいは持ちます。水気があるとくっついてしまうので、しっかり水気をふき取ってからラップで包みます。

5 れんこんのまとめ

れんこんは、シャキシャキ・ほくほく両方の食感が楽しめるので、お得な感じがして大好きな野菜の一つです。
天ぷらが大好きです。きんぴらも美味しいです。サラダも風味がよく進みます。
ひき肉をはさんだはさみ焼も捨てがたいです。
煮物も大好きです。筑前煮のれんこんはほくほくして箸がとまりません。
実家では、おせちを毎年作っています。私は食べる専門ですが、子どもたちは一緒に手伝ったりしています。
おせちの定番酢れんこんも入っています。ほどよい甘酸っぱさが、お酒ともよく合います。
一番上の娘は、おばあちゃんが作るおせちの筑前煮が大好きで、そのためにてんこ盛りの筑前煮を準備してくれています。「れんこ~ん。」と喜んで食べる娘です。

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