にんにくがガン予防に!臭いだけじゃない栄養満点の万能食品だった!?

約 1 分

1 にんにくの起源・由来

にんにくは、ユリ科ネギ属に属します。
にんにくの原産地はタジキスタンやウズベキスタンなどを中心とした中央アジアだと考えられています。
そこから西に伝わり、古代エジプトにおいてはすでに紀元前3200年頃には栽培され、おもに薬用として利用されていたようです。古代ギリシャでは香辛料としても利用されていたそうです。また古代ローマでは広範囲に浸透し、労働者や兵士に与えられていたといわれます。中国には紀元前140年頃に伝わっていたようです。
日本へは8世紀~9世紀頃に中国または朝鮮半島経由で渡来したといわれています。ただし日本では長い間薬用として使われていて、料理に使うことはほとんどありませんでした。家庭で調理されるようになったのは第二次世界大戦以降です。

にんにくの呼び方は、仏教で禁じられていたにもかかわらず忍んで食べていたため忍辱(ニンジョク)と呼ばれていて、これがにんにくに変わった説や、仏教でいう「忍辱(にんにく)」、耐え忍ぶことという意味で、強烈なにおいを耐え忍んだという説などがあります。

2 にんにくの種類

日本で栽培されているにんにくは、大きく分けると「寒地型」と「暖地型」の2種類になります。
寒地型の代表は「福地ホワイト六片」で、白くてふっくらと丸みがあり大粒です。寒地型はりん片が6個前後です。
暖地型は、「壱州早生」や「上海早生」などの品種が栽培されていて、少し小さめです。暖地型はりん片が12個前後です。
「プチにんにく」は、「一片種にんにく」ともいい、直径3cmほどの小さな1粒にんにくです。りん片が分かれておらず、皮の中には玉ねぎのような丸い粒が1つだけ入っています。使い切りサイズなので扱いやすく、においは比較的少なめです。出回っているもののほとんどは中国産ですが、国内でも栽培されています。
「にんにくの芽」はにんにくの茎を若採りしたもので、においはソフトで歯ごたえがよく、炒め物や煮物などおもに中華調理に使われます。
「黒にんにく」は、白いにんにくを一定期間発酵・熟成させることで、中のりん片が黒くなったにんにくです。においは少なめで、糖度が高くて甘酸っぱいので「フルーティーにんにく」とも呼ばれます。しっとりとやわらかい食感で、普通のにんにくよりも抗酸化作用が高いといわれます。

3 にんにくの栄養・効果

にんにくに含まれる「アリイン」という成分は、調理過程で「アリシン」という臭いの強い物質に変化します。アリシンがビタミンB1と結合すると、ビタミンB1の効力を強化してくれます。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える時にはたらくので、にんにくはエネルギーをきわめて強力に生み出すことができます。アリシンは抗菌作用も強く、風邪の予防に効果的です。
また、アリシンは血中コレステロールの上昇を抑える働きもするので、動脈硬化を抑制してくれます。同時に強力な抗酸化作用を発揮して、がんを予防すると言われています。
また体内の余分なナトリウムを排泄するカリウムや、皮膚の健康を助けるビタミンB6、貧血予防によいとされる葉酸なども含まれています。
ただし、にんにくは食べ過ぎると胃腸を刺激して痛めるおそれがあります。

4 にんにくの選び方・保存方法

外皮がしっかりと乾燥していてかたく、ずっしりと重みのあるもので、1片ずつが均等にふくらんでいるものが良品です。
持ったときに軽く感じるものは、中身まで乾燥していることがあるので避けます。また芽が出ていたり皮が茶色になっていないか、お尻の部分にカビがないかなども確認します。
新にんにくの場合、表面の皮に赤味があるものがありますが、これはにんにくの成分によるもので、味には影響ありません。
葉にんにくとにんにくの芽は、ピンと張りがありみずみずしいものを選びます。

にんにくは、高温多湿を避け、風通しの良い涼しい所で保存します。
夏場などは、新聞紙などに包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。乾燥やにおいが気になる場合は、新聞紙で包んでからポリ袋に入れます。
1片ずつにバラバラにして、保存用袋に入れて冷凍保存も出来ます。
また、バラバラにしたものやみじん切りにしたものをオリーブオイルや酢、醤油などに漬け込んでおくと、薬味や調味料として使えます。

5 にんにくのまとめ

にんにくは、あの独特のにおいが苦手で普段あまり使用することはありません。
以前結婚式場でアルバイトをしていた事があり、お客様に料理を出したりしていたので、においが強いにんにく料理を食べたりすると、お客様が不快な思いをされるのではと思って、そのころから特ににんにくを避けていました。
でも、先日久しぶりににんにくを使いました。実家から鯛を1匹もらいました。もちろん下処理はをしてある鯛をもらいました。子どもと「明日はアクアパッツァにしよう」と言って帰り、次の日スーパーにアクアパッツァの素を買いに行ったらありませんでした。今まで素を使って作っていたので、どうしようと思いレシピを検索しました。どのレシピを見てもにんにくは必需品で、買うしかないと思って久しぶりに手に取りました。
レシピを見ながら作りました。確かに臭いは気になりましたが、食べてみると美味しくって、やはり生のにんにくを使うと違うと思いました。子どもも喜んで食べてくれました。
もう接客業をしていないので、これからは気にせずに食べようと思います。ただ、娘は楽器を吹いているのですが、楽器には影響はないのでしょうか。疑問が残ります。

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