スプラウトが実はビタミンやミネラルが豊富な万能野菜だった!

約 1 分

1 スプラウトの起源

スプラウトとは、「発芽野菜」の総称のことです。
スプラウトの歴史は古く、ラディッシュやマスタードなどの新芽は欧米で古くから食べられており、ヴィクトリア朝時代にもスプラウトがブームになったという記録があります。
もやしもスプラウトのひとつで、5千年前の古代中国で栽培されていました。
日本オリジナルの「スプラウト」といえば、「かいわれ大根」です。平安貴族が食した高級食材だったと言われています。
近年人気の「ブロッコリースプラウト」の歴史はまだ新しく、日本では1999年に村上農園がブロッコリーなど4種のスプラウトを発売したことで、「スプラウト」という名前が広く知られるようになりました。

2 スプラウトの種類

スプラウトは、大きく「カイワレ系」・「もやし系」・「中間系」の3種類に分かれます。
スプラウトには、たくさんの種類があります。一部を紹介します。

● カイワレ大根

大根の辛みと香りが特徴で、カロテンをはじめビタミンC・K,鉄やカルシウムを多く含みます。不眠を解消したり、老化を防ぎ、免疫力を高めるなど「奇跡のホルモン」として注目を集めるメラトニンの生成を促進する働きがあります。

● 赤ラディッシュスプラウト

赤い色の大根の種子から栽培した、茎がピンク色のスプラウトです。カイワレ大根と同じでさわやかな辛味が特徴です。
抗酸化力に優れ健康成分も豊富に含まれています。特に、葉酸は豊富に含まれています。

● レッドキャベツスプラウト

よくかみしめると、甘さやキャベツの味がします。肉類などの消化を助ける酵素が豊富なので、肉を使った脂っぽい料理におすすめです。鮮やかな赤紫色をした茎が特徴です。

●  ブロッコリースプラウト

マイルドな風味のなかにピリッとした辛みをもち、和洋中どんな料理にも合います。がん予防に効果があるスルフォラファンは、成熟ブロッコリーの8~10倍含みます。カロテンやビタミンC・E・Kが豊富で抗酸化力にすぐれています。

● ブロッコリー・スーパースプラウト

発芽3日目のブロッコリーのスプラウトで、スルフォラファンの含有量が多いタイプの物の事です。がん予防効果で一躍注目を集めました。胃がんの引き金になるともいわれるピロリ菌を除去する効果もあります。シャキシャキとした食感、辛みの少ないマイルドな味が特徴です。

● クレススプラウト

クレソンの一種「コショウソウ」で、。ピリッとした辛みとスパイシーな風味が特徴です。ホットドッグや肉料理に合います。ビタミンB1・C・Eがとくに豊富で、胃腸の働きを助け、利尿作用や赤血球の形成を促す働きがあります。

● マスタードスプラウト

からし菜の種子を発芽させ、緑化させたもので、マスタードの風味が特徴です。サンドイッチによく合います。ビタミンB群、鉄分、ミネラルを多く含み、血液の浄化や腸内の善玉菌を活性化させます。湿疹などの皮膚病、貧血にも効果があると言われています。

● ソバの芽

さわやかな酸味が特徴で、くせがなく料理に使いやすいスプラウトです。ビタミンC、タンパク質に加え、毛細血管を強化して、血圧を下げる「ルチン」を大量に含んでいます。インスリンの分泌を促進し、血糖値を下げる効果もあります。

● 豆苗

グリーンピースの若芽で、中国の代表的なスプラウトです。ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく含んでいます。粘膜を保護する、がん予防にも効果があるβカロテンがとくに豊富です。

●  大豆モヤシ

大豆を発芽させたもやしで、太くて長いのが特徴です。発芽によって大豆にはなかったビタミンCやアミラーゼなどの消化酵素も含みます。

● グリーンマッペ

緑豆の種子から発芽させて作るもやしで甘みがあります。一番出回っているもやしです。軸は太めで食べごたえがあり、みずみずしい食感が楽しめます。

● ブラックマッペ

豆の表皮が黒い「けつるあずき」を発芽させたもやしです。シャキシャキとした食感、特有の豆の甘みを持っています。

●  アルファルファ

「むらさきうまごやし」の種子を発芽させたもので、もやしの中では最もちいさいので「糸モヤシ」とも呼ばれています。低カロリーでありながら、タンパク質、カロテン、ビタミンC、ミネラルを豊富に含みます。

3 スプラウトの栄養・効果

植物は発芽して新芽になったときに成長力のピークを迎え、発芽時の新芽は、成長した状態(完成野菜)に比べ、はるかに多くのビタミンやミネラルを含んでいます。
野菜の新芽であるスプラウトは、まさに栄養の宝庫です。
スプラウトであれば、葉も茎も根もすべて食べる事ができるので、豊富な栄養を逃すことなく摂る事ができます。

4 スプラウトのまとめ

もやしもスプラウトの仲間だったことを、初めて知りました。確かに豆類の新芽なのでスプラウトになりますね。
カイワレ大根を母が初めて買ってきた時は、正直「何これ?」と思いました。大根の辛味を感じたことを覚えています。
今では、様々なスプラウトが売っていて目移りします。
受験シーズンになると「さくらかいわれ」という、合格祈願の「願」をかけた「サクラ咲くかいわれ」が期間限定で販売されているのを見かけます。
青汁の原料である「ケール」のスプラウトも販売されています。
スプラウトの魅力は、豊富な栄養素ですが、主婦として嬉しいのは価格が安定しているところです。どのスプラウトも1年間通じて同じ価格なので、完成野菜のように高くなったりして買うのをためらうことがありません。
特にもやしは特売日になると1袋10円を切ったりするので、家計にやさしいスプラウトに感謝です。

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