オクラは大きすぎると美味しくない?茹ですぎは栄養が半減?オクラの美味しい調理方法!

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オクラは大きすぎると美味しくない?茹ですぎは栄養が半減?オクラの美味しい調理方法!

1 オクラの起源・由来

(学名:Abelmoschus esculentus Moench 和名:アメリカネリ)
オクラは、アオイ科トロロアオイ属に属する1年草です。
オクラの原産地はエジプトやエチオピアなどアフリカ北東部と考えられていて、エジプトでは紀元前から栽培されていました。アメリカへは18世紀に伝わり、19世紀になってから栽培が行われるようになったそうです。
日本へは幕末にアメリカから入ってきましたが、一般家庭の食卓に並ぶようになったのは1970年頃からで、それまではおもに花を鑑賞するのが目的だったようです。

オクラの名前は、英語名の「okra」からきています。

2 オクラの種類

国内で一般に出回っている「オクラ」は切り口が星型になる「五角種」です。果皮が濃い緑色でおおむね5〜10cmくらいで収穫されます。中に種が入っていて粘りがあり、生でも加熱しても食べられます。
「丸オクラ」は、角張っていない丸いオクラで、沖縄県が主産地の「島オクラ」や、八丈島で栽培されている「八丈オクラ」が有名です。どちらも果肉がやわらかく、大きく育ってもあまりかたくならないのが特徴です。粘りが強くてほんのり甘味もあります。
「赤オクラ」は、大きさは一般的な緑色のタイプとほぼ同じくらいで、表皮は付け根から先まで赤紫色で、全体に産毛で覆われています。ただし加熱すると色が緑色になってしまうので、赤い色を楽しむならうぶ毛を取って生のまま食べるのがお勧めです。
「ミニオクラ」は、品種と言う訳ではありませんが、オクラを通常のものよりさらに未熟な状態で収穫したもので、長さが3㎝ほどで柔らかく生食向きです。
「花オクラ」は、花その物を食べます。蕾の状態の物から、咲いている状態の物まで食べられます。

3 オクラの育て方

プランターでも簡単にオクラが栽培できます。
移植栽培がお手軽で、ポット売りされている苗から育てるのが簡単でおすすめです。
オクラは根を深く張る性質の為、30㎝以上の深さが必要になります。浅いと草丈が高くなると倒れやすくなるので、プランターは標準タイプ以上(60㎝~)で深型のものを準備します。
オクラに適した用土オクラの栽培用土は市販の培養土を利用するのが簡単です。
オクラは多湿を嫌いますので水はけを良くします。ウォータースペースを残してプランターの8分目まで培養土を入れます。
苗の選び方ですが、オクラは直根性で定植が難しいので大きく育ちすぎているものよりも本葉が3~4枚で葉に艶があり緑の濃い幼苗を選びます。
購入したオクラの苗は通常2~3本立てになっているますが、その株を分けて植えてしまうと、根が切れたり傷んだりしてしまい成長が悪くなるなので、2~3本立てのまま植えて、定植後は育ちの良い苗だけ残して後はハサミなどで切ります。
定植して根付いてからは土の表面が乾いた時に水やりを行いますが、水やりの回数を増やすよりも1回の水やりでたっぷりと与える方が効果的です。オクラは水不足になると生育が悪くなるので気を付けましょう。
オクラの草丈が30㎝程まで成長したら風で倒れないように支柱に立ててあげます。支柱と茎の節とを結んでやりますが、きつく縛りすぎるとオクラの成長に影響がでますので、支柱にゆるく結ぶようにします。
オクラは成長すると草丈が1~2mまで成長するので、支柱は長いものがお勧めです。
オクラは気温が上がり本葉が5~6枚になると一気に成長を始めますので、その時に1回目の追肥をします。
オクラは収穫を長く楽しむ場合は肥料切れにならないように注意が必要で、追肥のタイミングは2週間に1回です。
肥料を与える時に灌水で減った土を足してまし土を行うようにします。
オクラは定植後2か月ぐらいから収穫適期です。開花から数えると約1週間後ぐらいで長さが6~7㎝になった時に収穫します。
さやの成長が早いので、さやが柔らかいうちに収穫します。
収穫後は収穫した果実の下の葉を全て摘み取ります。収穫後の果実の下葉を切り取らずにそのままにしておくと、養分や水分などが葉の方に流れてしまってそれ以上の実成りが悪くなってしまったり、病害虫が発生したりします。

4 オクラの栄養・効果

オクラに含まれるネバネバの成分はガラクタン、アラバン、ペクチン、ムチンといった食物繊維で、ペクチンは、血糖値上昇を抑え、整腸作用があり、糖尿病の予防や便秘の改善に効果があります。ムチンは、たんぱく質の吸収を助け、コレステロールの吸収を抑えてくれます。
オクラにはβカロテン豊富に含まれています。抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
また、オクラに沢山含まれているカリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。また、カルシウムは骨を生成する上で欠かせない成分です。骨を丈夫にし、健康を維持します。また、イライラの解消にも効果があります。
これらの栄養素を無駄なく摂るには、生でいただくか、ゆで時間を短めにするのがコツです。

5 オクラの選び方・保存方法

オクラはなるべく濃く鮮やかな緑色のもの、切り口が新しく表面が産毛でびっしり覆われているものが新鮮です。オクラは育ちすぎると味が落ちるので、あまり大きすぎないものを選びます。

涼しい環境なら室内でも大丈夫ですが、夏場は傷みやすいので冷蔵庫の野菜室に入れます。オクラは乾燥と低温にも弱いので、新聞紙などで包み、ポリ袋に入れてから保存します。3~4日を目安に使い切るようにします。
長期保存したい場合は、かためにゆでて水気をしっかり拭き取り、保存袋などに入れて冷凍します。

6 オクラのまとめ

オクラのネバネバが大好きで、おひたしにして良くたべます。長いもと合わせてネバネバして食べるのも美味しくて、ご飯が進みます。
お勧めは、お好み焼きです。生のオクラを輪切り、もしくは刻んで他の材料と混ぜ合わせます。混ぜている時から、ネバネバのおかげでとてもいい感じになります。後は、いつものように焼くだけでふわふわのお好み焼きの完成です。長いもを入れられる方が多いと思いますが、オクラもふわふわは負けていません。

15年ぐらい前に、母が体調が悪く家庭菜園にオクラを取りに行けず、私に「早めに取ってきてね。」と言いました。でも、すぐに取りに行けず、しばらくしてから行ってみると、見事におばけオクラになっていました。衝撃的なオクラを見てしまいました。
収穫は早めにしましょう。

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