栄養が満点の春菊!独特な香りには春菊の栄養の秘密があった!?

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栄養が満点の春菊!独特な香りには春菊の栄養の秘密があった!?

1 春菊の起源・由来

(学名:Glebionis coronaria 和名:春菊 木春菊)
春菊は、キク科シュンギク属に属する緑黄色野菜です。
春菊の原産地はトルコやギリシャなどの地中海沿岸といわれています。
現在でも食用としているのは日本や中国、東南アジアなど一部の地域だけのようで、欧米では観賞用として用いられ、野菜として最初に利用したのは中国と言われています。
日本に渡来した時期は定かではありませんが、春菊は室町時代までには伝わっていたとされ、江戸時代の農書「農業全書」や「菜譜」には栽培方法が記載されています。

一般的に菊の花は秋に咲くのに対し、春に花が咲く菊ということから「春菊」と呼ばれるようになったようです。関西など地方によっては「菊菜」とも呼ばれています。

2 春菊の種類

一般的に流通しているのが「中葉種」です。葉に深い切れ込みがたくさんあり、香りが強めです。
関東では茎の根元を切って収穫する「株立ち中葉種」が主流ですが、関西では根付きで収穫する「株張り中葉種」が多いようです。
「大葉種」はおもに中国地方や九州で栽培されている春菊で、葉の切れ込みが浅いのが特徴です。葉は大きくてへらのように丸みがあり、肉厚でやわらか。香りは中葉種ほど強くなくクセのない味わいです。
サラダ用の春菊もあります。茎が細くてやわらかい食感で香りもマイルドです。

3 春菊の育て方

プランターでも手軽に春菊が栽培できます。
プランターは、深さが14cm以上の物を準備します。
鉢底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れ、表面を軽くならします。鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。深さ約1cmぐらいのまき溝を棒や指やなどで作ります。列と列の間隔(条間)は10~15cmぐらいとります。種は好光性種子なのでごく薄く土をかけ、種がやっと隠れるぐらいにします。発芽率が50%と低いので多めにまきます。種が流れてしまわないように気をつけながら、たっぷり水を与えます。芽が出るまでは土が乾かないようにまめに水やりをします。発芽したら、乾燥に弱いので、乾燥状態が続かないように表面が乾いたら充分に水をやります。
双葉が開いてきたら、生長の悪いものを間引きし元気そうなものを残し、株間を2~3cmくらいになるようにします。本葉が3~4枚になってきたら2回目の間引きをして株間が5~6cmくらいになるようにします。本葉が5~6枚になってきたらさらに間引きして株間が10cmくらいになるようにします。間引いた後は軽く土寄せします。
2回目の間引後に化成肥料を追肥します。その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施します。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
草丈が20~25cmになったら、抜き取り型(株張り型)の品種は株ごと引き抜いて収穫します。摘みとり型の品種は下葉4~5枚を残して摘みとります。残した葉からは、わき芽が伸びてくるので、わき芽が成長したら葉を2枚残して摘みとって収穫し、以後同様に、伸びたわき芽を収穫していきます。

4 春菊の栄養・効果

春菊は、βカロテンを豊富に含みます。βカロテンには抗酸化作用があり、ガン予防やアンチエイジング効果が期待できます。また、体内でビタミンAに変わるので、皮膚や粘膜を強くして風邪予防にも効果的です。
風邪や肌荒れを予防するビタミンC、止血作用があり骨の形成を促進するビタミンKも豊富です。
ミネラルでは、貧血予防に欠かせない鉄や葉酸、体内の余分な塩分を排出して高血圧予防になるカリウムも豊富に含まれています。
独特の香りは、リモネンやαピネンなどの成分で、自律神経に作用して胃腸の働きを促したり、食欲を増進させたり、リラックス効果があります。

5 春菊の選び方・保存方法

色が濃く鮮やかで、葉先までピンとはりがあり元気なものを選びます。
茎は太すぎず、やや細い方が柔らかくて美味しいです。茎にもしっかりと張りがあり、下のほうにも葉がよくついているものを選んでください。
葉が黄色くなっていたり枯れているものは避けるようにします。

濡らしたキッチンペーパーや新聞紙でくるんでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室にできるだけ立てて保存します。
春菊は冷凍保存もできます。固めに下茹でして、すぐに冷水におとしてから水気を良く切って、小分けしてラップに包み冷凍します。使う時は和え物やおひたしなどの場合は自然解凍し、みそ汁など汁物の場合は凍ったままでも使用できます。

6 春菊のまとめ

春菊はやはりお鍋が美味しいです。特にすき焼きに入れるのが大好きです。
でも、独特のほろ苦さが子どもたちは苦手なようで、なかなか鍋の中に入れさせてもらえないのが、残念です。
和え物も香りが楽しめて笑顔になります。天ぷらもシャキシャキして外せません。
まだ、サラダ春菊を試したことがないので、買い物に行って見つけたら、ぜひ挑戦してみたいと思っています。種を探して作ってみるのもいいですね。ホームセンターに行ったらチェックしてみます。
私も子どものころは、苦手だったような記憶があります。いつごろから、あの香りとほろ苦さが好きになったのか覚えていませんが、きっと大人になってからなんでしょうね。

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