■小学校低学年向けの食育絵本
小学校低学年の食育で教えておきたい事は
○食べ物を粗末にしない事
○感謝の気持ちを持つ事
○食事のマナーを身に付ける事
○食材には「栄養」があり、バランスが大切という事
○好き嫌いをしてはいけない事とその理由
○食と体の関係
と非常に幅広い内容です。低学年にこのような内容を教えるには「絵本」の活用が効果的です。動画やTVの食育資料も多数ありますが、あえて「絵本」を活用する事に意味があるのです。
動画やTVは単に聞き流してしまうことも多く、子供の理解度に関係なく話が進んでしまいます。
しかし、絵本の場合、読み聞かせをしている最中の子供達の反応、関心をします箇所に応じて、立ち止まり意見交換も出来るでしょう。このような場を設ける事が低学年には非常に意味があるのです。
また、文字や漢字の読み書きを覚える事で、自力で読む事が出来る本も急激に増える時期です。図書館を活用し、テーマを決め、食について調べる場を設けてもよいでしょう。
このように低学年に「食」を学習の一つとして教えるには、
○積極的に参加させる事
○自らの意思で学ばせる事
○楽しく学ばせる事
○発表や意見交換の場を盛り込む事
がポイントです。自分の意見を言い合う事で、それぞれの家庭や地域ごとで特徴や違いがある事をしる事も出来、大変有意義な時間になるでしょう。
■小学校高学年向けの食育絵本
高学年のなると難しい本を読む事も出来るようになります。より専門店な内容、興味のある内容の資料を揃え、自由に「食」について考える場を提供してあげましょう。
高学年にお勧めの食育の本は
○「絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」
講談社の創作絵本
この本はかわいい子豚が「お肉」になるまでは描かれています。高学年になると単にかわいそうという気持ちになるだけでなく、「食材」の流通、食べ残す事など幅広い視野で関心を持つ事が必要にもなります。
○「食べているのは生きものだ 」
福音館の科学シリーズ)/福音館書店
食べ物について、世界の食べ物事情について、まだまだ知らない事、知っておくべきことがたくさんある事を知ることも大切な食育です。
○「たべもの・食育図鑑 「食の科学」と「いのちの営み」を考える」
食に関する様々な情報に触れる事が出来る図鑑です。この中からさらに自分の興味のあるジャンルを掘り下げ、調べることも高学年には楽しい食育になるでしょう。
高学年向けの教材は、図解が多く、わかりやすい内容の本でより食への興味や関心を深めましょう。
学校の授業で調理実習を行う機会がある場合は、調理実習の取り組みを事前に調べる事が出来ると、知識と体験を組み合わせて理解する事が出来るので理想的です。
■オリジナル食育絵本作りに挑戦
低学年、高学年それぞれが食育への関心を高め、自分の理解度を把握するために、「オリジナル食育絵本作り」に挑戦してみましょう。
低学年はイラストを中心に、高学年は仕掛け絵本風に仕上げても楽しいでしょう。
高学年は大人との着目点も異なり、子供なりの目線で感じた「食」について作成する事も出来るでしょう。
食育の基本は「楽しく学ぶ」事でもあります。ぜひグループワークなど楽しい場を設け、実施してみましょう。お互いに発表しあう事で、新たな発見もあり、色々な意見も飛び交い、有意義な取り組みとなります。