
食育の普及啓発にイラストを効果的に使おう
保育園や学校をはじめ、外食産業、スーパーマーケット、食品メーカーなど、食に携わる様々な関係者が、食育への取り組みを積極的に実施するようになりました。子供たちや消費者に分かりやすい食育を行っていくためには、視覚的に訴えやすいイラストを用いると効果的です。
ここでは、利用規約を遵守すれば無料で使うことのできるイラスト素材サイトを5つ紹介します。指導する対象者や、利用シーンによって適切なイラストを効果的に用い、印象に残る食育指導を実践していただけますと幸いです。
データが豊富な農林水産省 実践食育ナビ
「農林水産省 実践食育ナビ」は、食事バランスガイドや、食育に役立つグラフなど、食育に関するデータを分かりやすくまとめた画像が豊富です。細かいデータがシンプルにまとめられており、視認性が高い画像が多いのが特徴です。
「肥満が気になる方へ」、「単身者の方へ」、「子育てを担う方へ」といった、対象者に合わせたカテゴリーが設けられており、画像を探しやすい工夫があります。
農林水産省 実践食育ナビ
子供ウケ抜群のいらすとや
食べ物や料理のかわいいイラストを手に入れたいときには、かわいいフリー素材集「いらすとや」がオススメです。優しいタッチのイラストが多く、親しみが感じられます。野菜の切り方や、調理道具のイラストなど、素材別にカテゴリーが分けられおり、用途に応じて画像を検索しやすくなっています。
食べ物・料理のイラスト以外にも、季節の祝日・行事のイラストや、医療や学校のイラストなども、食育指導に役立ちます。
かわいいフリー素材集「いらすとや」
明るい色彩が特徴のイラストポップ
明るい色彩のポップなイラストを探すなら、「イラストポップ」が便利です。食パン1つをとっても、数種類のイラストが用意されており、よりイメージに近いイラストを見つけることができます。
乳搾りをしている人や、野菜の皮をむいている人、手を合わせて「いただきます」をしている人など、生産者から消費者まで、食育に関わる人々の人物イラストも豊富です。
イラストポップ
子供と動物のイラスト屋さん
「子供と動物のイラスト屋さん」は、イラストレーターわたなべふみによるサイトです。幼児教育・保育のイラストから、福祉・介護のイラスト、医療系のイラストなど、食育に密接に関わる分野のイラストが、多数掲載されています。
同じイラストであっても、ソフト、カラー、モノクロ、ぬりえといった4種類の色彩が用意されており、利用シーンに応じて、使い分けることができます。幼児期から学齢期の子供たちが親しみを感じられそうなイラストが多いのが特徴です。
子供と動物のイラスト屋さん
イラスト総数6,000点以上のみつる工房
「みつる工房」は、食育指導ですぐに役立つ、シンプルなイラストが6,000点以上掲載されているサイトです。愛知県名古屋市出身のイラストレーターさはしみつるが、子供たちに喜んで欲しいという思いから、無料でイラストを提供しています。
各イラストは、カラーとモノラルの2種類が用意されており、使い分けて利用することができます。
みつる工房