
1 きくらげの起源・由来
きくらげは、キクラゲ科キクラゲ属に属するきのこです。
きくらげは中国で古くから食用とされており、中国の現存する最古の農業技術書と言われる「斉民要術」にもきくらげの料理法が記載されていることから少なくとも1400年以上は食用・栽培の歴史があると考えられます。
日本にも中国から渡来し、平安時代に編纂された「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」という現代で言う百科事典のような辞書にきくらげの記載があります。
きくらげのは、形がクラゲに似ていることから、名付けられたと言われています。
2 きくらげの種類
一般的に流通しているきくらげは、全体が黒くて平らな形のきのこです。コリコリとした歯触りで、中華料理によく利用されます。生きくらげは水で戻す手間がなく、食感も乾燥きくらげに比べてやわらかいのが魅力です。
白きくらげは、自生数が少なく栽培も難しいことから希少価値が高く、中華料理では高級食材として重宝されています。
乾燥きくらげは、水で戻してから調理します。黒いきくらげだけでなく、白きくらげの乾燥品もあります。いずれも流通しているものの多くは中国産ですが、国内産のものもあります。
3 きくらげの栄養・効果
きくらげは、きのこ類の中でも栄養価が高い食材です。骨や歯をつくるカルシウムと、カルシウムの吸収を助けるビタミンDがともに豊富なので、成長期の子どもや骨粗しょう症が気になる高齢者にはピッタリの食材です。また、造血作用のある鉄や葉酸も豊富なので、貧血が気になる女性や妊婦の方にオススメです。味にクセのないきくらげは、好みの味付けで食べることができるので、鉄分補給食材として重宝します。また、食物繊維も豊富で、便秘予防や有害なものを排出するデトックス効果も期待できます。
4 きくらげの選び方・保存方法
肉厚でツヤがあり、色が濃くてカサの大きなものがおすすめです。表面がとけていたり、やわらかくなっているものは鮮度が落ちています。なお、表面に白い胞子が付いていることがありますが、これはきのこ類に付く菌なので食べても問題ありません。水洗いすると落ちます。
乾燥キクラゲも形がしっかりしていて厚みのあるものがよいでしょう。
生きくらげはパックのまま、またはラップで包むなどして冷蔵庫の野菜室で保存します。水に触れると鮮度が落ちるので、水気に注意します。状態がよければ10日くらい持つようですが、なるべく早く使い切りましょう。
生のきくらげは冷凍保存も可能です。丸のままでも、使いやすい形に切ってからでもよく、保存袋に入れ、出来る限り空気を抜いて冷凍します。使う時は凍ったまま調理して大丈夫です。生と変わらない位コリコリ感は残ります。
5 きくらげのまとめ
きくらげは、ずっと乾燥きくらげしか知りませんでした。外食をした時には生のきくらげも食べていたのかもしれませんが、気にをしていませんでした。
ある日買い物に行ったときに、生産者の方が特別に生のきくらげを販売していました。生のきくらげを見たのは初めてで、何だこれはと思ったことを覚えています。生産者の方が丁寧に取り扱い方や、調理方法を教えてくださいました。迷わず買いました。簡単なレシピがのっている紙もいただいて帰りました。
早速その日に調理をする事にしました。何を作ったのかは覚えていませんが、食感がすごく良かった記憶があります。それ以来生のきくらげを見ると買うようになりました。ラーメン好きの娘はラーメンに入れるのがお気に入りです。私は天ぷらが好きです。炒め物も美味しいです。八宝菜に入れるだけで、いつもの八宝菜がワンランク上になった気がします。




