アプリコットジャムのアンズには知られていない栄養効果が風邪予防効果絶大!? 

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アプリコットジャムのアンズには知られていない栄養効果が風邪予防効果絶大!? 

1 アンズの起源・由来

(学名:Prunus armeniaca L. 和名:アンズ(杏子/杏))
アンズは、バラ科アンズ属に属する果物です。
アンズの原産地は中国北部、中央アジア、ヒマラヤ西北部といわれています。中国では2000年も前(一説には4000年以上前)から種の中にある「杏仁(きょうにん)」を収穫するために栽培されていたようです。取り出された杏仁は、そのまま食べるのではなくおもに漢方薬として利用されていました。中国から中央アジアを経て、ヨーロッパにはアレキサンダー大王の遠征により紀元前1世紀に持ちかえられたと言われています。その後品種改良が進められて、14世紀にイギリス、18世紀にはアメリカへ伝えられました。今ではカリフォルニアが世界的な産地になっています。
日本には梅とともに古くに中国から伝えられ、平安時代の文献である「本草和名」などに「からもも」という呼び名でで登場していることから、その頃には栽培が行われていたと考えられます。ただし、当時は中国と同じように杏仁を収穫するための栽培であったようです。日本でアンズの果実を食べるようになったのは、明治時代になってからのことで、本格的な栽培が行われたのは、ヨーロッパ品種が積極的に導入された大正時代からといわれています。

英語の「apricot(アプリコット)」はラテン語の「apricus(アプリカス)」の転語といわれ、「よく日光があたって早く熟した」という意味です。同じ仲間である桃の中では他のものより一足先に熟するという意味で名づけられたようです
日本語の「アンズ」は、中国語で「杏」は木を「子」は実を現していて、「杏子」を食べる習慣が広がるにつれ、唐音の「アンズ」という名で呼ばれるようになっていったそうです。

2 アンズの種類

日本で栽培されているのは主として東亜系のもので、多くは酸みが強く生食には適しません。主に加工用として栽培されています。アメリカ・カリフォルニアや地中海の一部で栽培されている品種は欧州系のもので、多くは生食も可能です。
「平和」は「平和号」とも呼ばれていて、日本のあんずの代表品種です。40g程度の長球形で、果皮は淡い黄緑色をしています。果肉は種と離れやすく、繊維のきめが細やかで鮮やかな橙黄色をしています。酸みと香りがほどよく、品質は優れています。加工品にしたときの歩留まりが高く、ジャム・シロップ漬け等に最適です。
「新潟大実」は、果実は円形の淡橙色で、果重は40~60g前後です。酸みがやや強く、ジャム・シロップ漬けのほか干しあんずにも適しています。
「山形3号」は、山形原産の品種で、果実は円形で、黄色がかった橙色をしており果重は60g前後です。甘味があるものの酸味が強く、干しアンズに適しています。
「信山丸」は、酸味が強く、おもにジャムやシロップ漬けなどの加工用として栽培されています。果実は30g程度の楕円形で、果皮は赤橙色です。果肉はややち密で赤味の強い橙色をしています。
「ハーコット」は、カナダ生まれの品種で、酸味が少なく甘味が強いので生食用として栽培されています。果実は橙色で、80~100gと大きめの楕円形です。
「ゴールドコット」は、アメリカで誕生した品種で、酸味が少なく糖度が高いので生食できます。果形は円形で果重は50g前後の中玉、黄色がかった橙色をしています。

3 アンズの栄養・効果

アンズはβカロテンの含有量が非常に多いのが特徴です。βカロテンは、体内でビタミンAとして働き、目や皮膚を健康に保ち、消化器などの粘膜を丈夫にして外部からの細菌類の侵入を防いで病気に強い体を作ってくれます。強い抗酸化作用により脳卒中や心筋梗塞の予防にも効果があるといわれています。同じく高血圧予防に役立つとされるカリウムも多く含みます。
アンズは、クエン酸、リンゴ酸といった有機酸を多く含み、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、乳酸を減して、疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも効果があります。
また、糖質消化酵素のグルコシアターゼの働きをアンズが強く阻害し、糖質が消化吸収されるのを抑制しますので糖尿病患者の血糖値調整に効果があると期待されています。
アンズの種にある杏仁は、東洋医学では古くからぜんそくや咳止めに効果があるといわれていました。これは「アミグダリン」という成分によるものです。
ただし、アミグダリンには毒性があるため、専門家の指導を受けてから食べてください。

4 アンズの選び方・保存方法

ジャムやシロップ漬けなどの加工用としては少し固めで張りがあるものを、生食用には完熟して赤みの濃いものを選びます。ふっくらと丸くて果皮に張りがあり、実が締まっているものが良品です。また果皮全体が橙色に染まっているものを選びます。傷が付いていたり、変色しているものはなるべく避けます。芳香があれば熟しています。

熟した果実は傷みが早く、あまり日持ちしないので冷蔵庫で保存し、2~3日以内に食べるようにします。
アンズは長期保存に適しません。ジャムやシロップ漬け、あんず酒などに調理して保存するようにします。
干しアンズはよく乾燥しているものを選び、冷蔵庫で保存します。

5 アンズのまとめ

アンズは、やはりジャムのイメージが強いです。タルトやショートケーキなどにのっているのは見ますが、あまり生のアンズを見たことがありません。
お菓子作りをしないので、コンポートなども未知の世界です。
ですので、アンズの加工品を調べる事にしました。
やはりジャムとシロップ漬け・アンズ酒がたくさんあります。アンズ果汁10%にアンズ酢が5%入ったアンズジュースも見つけました。干しアンズをもどして甘く味付けして赤しそを巻いた「しそ巻きアンズ」と言うものもありました。
もう少し探してみると、「アンズ羊羹」・「アンズラスク」・「アンズ紅茶」などもあり、「アンズビール」・「アンズワイン」まで、様々な加工品がありびっくりしました。
アンズはとても奥が深いです。

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