子供と学ぶ食育「三色食品群」赤・黄・緑の3色で覚える食品の働き!

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子供と学ぶ食育「三色食品群」赤・黄・緑の3色で覚える食品の働き!

◇三色食品群とは?

食品に含まれる栄養の働きを赤・黄・緑の三色で分類したのが「三色食品群」です。体内での働きを色で表すことで子どもから大人まで誰にでも分かりやすく示しています。1日の食事のメニューを考えるとき、この三色が揃うようにするとバランスがとれやすいので覚えておくと便利です。

一点注意したいのが“食品自体の色”で分類したのではなく“含まれる栄養素”を色分けしたものなので“食品の色=グループの色”ではないということを頭に入れておきましょう。例えば卵の色は「黄色」ですが卵に含まれるたんぱく質の働きは体を作ることなので「赤色」のグループです。最初はちょっと混乱するかもしれませんが、一度覚えてしまえば普段の生活に役立つのでぜひ覚えてみてくださいね。

◇カラダを作る「赤色」

赤色はタンパク質を含んでいる食品のグループです。タンパク質は主に筋肉や血液の原料となり体には欠かせない栄養素です。食事のメニューではメイン食材となることの多い食品がこのグループに入ります。

◇赤のグループの食品例

肉・魚類、豆腐や納豆などの大豆製品、牛乳、チーズなどの乳製品、卵

◇エネルギー源の「黄色」

黄色は炭水化物を多く含んでいる食品のグループです。炭水化物は糖質とも呼ばれ、体を動かすエネルギー源となります。普段の食事で摂取する割合が一番多いのが黄色のグループです。例外として炭水化物と同じように体のエネルギーとなる脂質を含むバターなどもこのグループに分類されます。

◇黄色のグループの食品例

米、パン、麺類、じゃがいもやさつまいもなどのいも類、砂糖、バターなどの油脂類

◇調子を整える「緑色」

緑色はビタミン・ミネラル類を多く含んでいる食品のグループです。ビタミンは全部で13種類あり、消化吸収の補助や免疫力を高めるなど体の調子を整える役割をしています。鉄分やカルシウムなどのミネラルもビタミン同様の体の調子を整えてくれます。過剰に摂り過ぎても体を壊しますが、不足も体の不調を招く一因となります。

◇緑のグループの食品例

野菜・果物全般、きのこ類、わかめやひじきなどの海藻類

◇子どもにも教えやすいのが嬉しい!

栄養素の働きを3つに分類し色分けするというとても分かりやすい三色食品群は、子どもの食育にもピッタリです。実際に保育園や幼稚園、小学校などの給食の献立にこの三色食品群を取り入れているところもあります。

子どもたちに栄養素の働きと食品を一致させるのにおすすめなのが一覧表を作ることです。食材のイラストを色別に貼り分けた表があるとパッと見て体内での働きが分かるので、どの食材を食べるべきなのか自分で判断することができます。子どもにとっては遊び感覚で栄養について学ぶことができるおすすめの教材です。

◇毎日の献立作りに役立てる

1日3食、毎日の献立を考えるのはとても大変です。食事というのはただ食べればいいのではなく“健康になるため”に食べるので、栄養バランスの良い食事でなくてはいけません。そこで活躍するのが「三色食品群」です。

食事の中で一番多く摂るべき栄養素は黄色グループ(炭水化物)の食品です。炭水化物はごはんやパンなど主食になるもので、理想の割合は50~65%と言われています。ごはん以外にもいも類などをおかずに取り入れてみましょう。

次に多く摂る栄養素は体を作る赤色グループ(タンパク質)です。全体の13~20%が理想的な割合です。赤色グループの食品である肉や魚は主菜(メイン)となることが多く摂り過ぎになりがちです。また、最近の子どもたちは魚離れ気味だと言われています。肉だけに偏ることなく魚・大豆製品もうまく使い変化を持たせるのがおすすめです。

残りの緑グループの食品は副菜として使われることが多い食材です。炭水化物やタンパク質に比べると必要なのはごく微量ですが、体内ではとても大切な働きをしています。ビタミン・ミネラル類が不足すると免疫力が下がる、肌荒れする、消化不良を起こすなど様々な不調をきたします。野菜や果物は数種類を使って食事を作るとバランスの良いメニューになるでしょう。

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