
食育遊びとは
食育遊びとはその名の通り食育を遊びながら学ぶということです。遊びを取り入れることで小さな子どもでも楽しんで知識を習得することができます。とはいえ、食に関する知識を勉強するものなので、間違っても食材をぐちゃぐちゃにして粘土のようにして遊んだり、投げたりといった行為はしないようにしましょう。
代表的なものは食育カルタ
食育カルタとは、要するにカルタの食べ物バージョンのことです。野菜や果物などのイラストを描いて、それに関する情報をカルタにするのです。カルタで遊んでいるだけなのにそれぞれの食材の知識が自然と頭に入り、また集中力も高まるのでおすすめです。
ままごとやお店やさんごっこ
食材を洗ったり、切ったり、焼いたりといったおままごとは料理をするママやパパの真似をする遊びですが、食材を使う前には手を洗う真似をしたり、作った食事の盛り付け方を工夫してみたり、子どもたちの想像力の豊かさに驚きます。
また、お店やさんごっこもただの遊びにとどめず、例えばカレーが描かれたイラストやシチューが描かれたイラストを渡し、「この材料を買ってきてください」とお願いすることで野菜を選択する能力を養います。
さらに、お腹の調子を整えたいのでさつまいもをください、少しリラックスしたいので牛乳をください、など、それぞれの食材の説明を入れながら買い物をお願いすると、食を選択する判断能力が身につくのです。
野菜スタンプ
野菜スタンプはその名の通り、野菜にインクをつけてハガキや紙にスタンプする遊びです。幼稚園や保育園の頃に作った人も多いのではないでしょうか。
傷がついてしまった野菜をカットしたものや、人参や大根の葉がついたもの、野菜の芯など、好きなものをスタンプにして祖父母へ絵葉書を送っている保育園もありました。
この野菜スタンプは、野菜のお腹(断面)をよく観察することができますし、インクをつけて紙にペタッとスタンプするとなんだか可愛らしい模様になります。
スタンプのインクが乾いた後は、思い思いにお絵かき。ピーマンのスタンプに目を描いてみたり、人参や大根の葉をカットした部分をたくさんスタンプすれば花束のようにもなります。こうしてみると、苦手だった野菜もなんだか愛らしく見えてきます。
難しいお箸も食育遊びで学べる!
なかなか上手にできないお箸。お箸の練習を食事の時間に実践してしまうと、うまくいかなくて子どももママもイライラ、なんてことも。これでは食べることが楽しくなくなってしまいます。
そこで、お箸の練習を食事の時間でもなんでもない時間に”遊び”として取り入れてみましょう。
まだまだお箸初心者の子どもには、小さくカットしたスポンジをお箸で持ってタワーを作っていくという遊びをしていた保育園がありました。
少し慣れてきたら、フェルト素材の小さなボールを皿から皿へと移す遊びをしましょう。フェルトのボールはカラフルなものを用意し、それを色ごとに分けたお皿に分別していくのです。知育を組み込んだお箸の練習は、集中力も高まります。
さらに慣れてきたら、お箸練習の定番の豆を使ってみましょう。単純に皿から皿へと移すだけでも良いのですが、うまくいかなくてイライラしてしまうことも。なので、100均で売っているタッパーの蓋に好きな動物の絵を描いたり、折り紙で貼り付けてあげましょう。動物の口の部分に丸く穴を開けてあげれば、”豆を移動する”という考え方が”口の中に入れてあげる”という考え方に変わります。
このように、食育遊びを工夫しながら行って、食を学ばせてみてはいかがでしょうか。



